【40代必読!】40代だからこそ英語は習得しやすい理由と習得方法

皆さんこんにちは、英学です。

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就職して社会人になると多くの企業ではTOEICなどの点数を求められたり、ビジネス英語を学ぶ必要に迫られますよね。でも毎日の業務に追われ、仕事関連の事務作業なども覚えなければならないし、英語の勉強まで手が回らないという方も沢山いると思います。

 

20代のうちは友達や恋人と遊んだり楽しいことをつい優先してしまいがちですよね。30代になる頃には家庭を持って家事や育児などで自分の時間を取ることが難しくなってしまう傾向にあります。そして英語を習得できない事を年齢のせいにして気付いてみたら40代なんてことになっていないでしょうか。

 

僕は去年47歳で英検1級にチャレンジしました。その経験から言えるのは40代こそ英語の勉強に適しているのではないかという気づきがありました。この記事では40代で英語を習得しようと考えている方や再度学習し直そうと考えている方にその気づきを共有したいと思います。

 

僕は学生時代に英語を独学で勉強しました。効率的な英語学習法を試行錯誤しながら英語を習得しました。当時偏差値60くらいの公立高校に通っていたどこにでもいる普通の高校生でした。頭がズバ抜けて良いわけではありません。

 

高校時代はラグビー部に所属し、3年間部活に明け暮れて授業中は居眠り状態だったので、他の教科の成績はまるでダメでした。でも英語だけは将来人生を切り開く道具になると思っていたので勉強しました。

 

その後も自分なりに質の高い学習時間を積み重ねた結果、大学時代にはTOEIC980、TOEFL650を達成しました。相当昔の話です。

 

そして2019年、47歳になった僕は今の英語力を確かめるため、そして自分の英語学習法が効率的であるかどうかを証明するために英検1級に挑戦しました。結果として4ヶ月間の準備期間で1発で合格することが出来ました (2018-3)。

 

誤解のないようにお伝えすると、英検1級の勉強を始めるにあたって最初に過去問を開いた時に単語がほとんど分からず1級の難しさに愕然としました。2017年にTOEIC900は超えていたので、だいたいそのくらいの英語力だったのだと思いますが、英検1級はとても合格出来るようなレベルではありませんでした。

 

これを読んでいる方は中高年に差し掛かり英語学習をするきっかけを探している方かもしれません。この記事では「なぜ40代が英語学習に適しているのか?」「40代ならではの英語学習法とはどのようなものなのか?」ということを中心に解説しています。読み終わったらきっと英語の習得にチャレンジしてみようという気が湧いてくると思いますので是非最後までご覧下さい。

 

【目次】

 

 

目的が明確で後が無いという状態が背中を押してくれる

 

40代になるとほとんどの方は自分の時間があまり持てないといった状態ではないでしょうか?そして若い頃よりも記憶力が悪くなったり、机に長い間座っている体力や集中力もなくなってくるといったことを理由に諦めてしまう方が多いように思います。

 

でも、若い時よりも40代だからこ英語を学ぶ目的がハッキリしているという状況があります。それは仕事でより英語を使う機会が増えたり、昇進のために必要だったりと目的が明確な場合が多いからです。

 

僕が英検1級にチャレンジした理由は先ほど書いた理由のほかに、このまま定年まで組織のコマとして働くのは不安だと思うようになったからです。「人生100年時代」「年金制度崩壊」などと言われる状況の中で、自分で稼ぐ力をつけて働くことの出来る自分の寿命を伸ばしたいと思うようになりました。

 

どんなに優秀な人でも、どんなに優良企業でも組織の中で働いている限りある一定の年齢が来れば降格や減給、定年退職がやってきます。でも自分で稼ぐ力をつければ、健康である限り死ぬまで働くことが出来ます。

 

得意な英語をさらに磨きをかけて、会社を辞めて英語で身を立てようと決意しました。

 

このように40代というのは人生の折り返しだったり、会社など組織の中でより重要な役割を任される年齢に差し掛かり英語を身につけるインセンティブが明確になる年代でもあるのです。

 

僕の場合、2019年中に必ず英検1級に合格して2020年からは英語を武器にフリーランスとして稼ぐことを目標にしました。人によっては海外赴任までにビジネス英語を身につけなければならないといったような期限付きの目標があるでしょう。

 

このような後が無いという切羽詰まった状況は目的意識を高め、英語学習にとてもプラスに働きます。学生時代の受験勉強などもある意味期限付きですけど、学生時代の英語学習は試験に通るためという目的であって、どのような英語を身につけてどう仕事に生かすのかといったような具体的な目標はありません。

 

ある程度歳を重ねた人が学習することに関して記憶力や体力、集中力の衰えを口にすることがありますが、英語の習得に関してははあまり関係ないと思います。なぜなら英語はスポーツや楽器の演奏の上達に似ているからです。正しいやり方で繰り返し反復練習出来るかどうかの方が重要で、頭の良し悪しや記憶力や体力、集中力などは世間が言うほど気にする必要はないと思います。

 

そして学習の仕方も学生時代に学校で習ったような問題集を解いたり、リスニングの練習をしたりといった試験用に勉強するようなものとは違います。40代が英語を習得する場合はこのような学習方法ではなく、使える英語を習得するためのものなので英語学習へのイメージを変える必要があります。

 

音読による反復練習でセルフラーニングに比重を置く

 

僕自身は英検1級という試験に効率的に合格するために音読を習慣化するようにしていました。英語は単語・文法・音声をセットで習得しなければ使える英語を身につけることは出来ません。だからただ合格するのではなく、より使える英語の能力を高めるために音読を重視したのです。

 

音読は目で見た英文を口に出して耳で聞くという要素からなっています。文字で書くまでもないですよね。でも改めて意識して頂きたいのは目・口・耳、3つの器官を総動員することの意味は思っている以上に絶大です。この絶大な効果を無駄にせず、むしろ有効に使うことがとても大切です。

 

自分が声に出して発音できる文章は聞き取れる文章です。意味の分かる英文を音読するということは読解とリスニングのスピードを同時に向上させることが出来るのです。

 

そして、声に出して言える文章が増えれば、それだけスピーキングやライティングの力も伸びます。このように音読は英語の4技能全てに万能なトレーニングなのです。

 

逆に黙読で英語を勉強している状態というのはスポーツで言えばルールだけを勉強しているようなものです。スポーツは自分で体を動かして何度も同じ動きを確認して練習することが上達に最も必要なことです。英語も全く同じことが言えますよね。

 

音読をセルフラーニングに取り入れる方法

 

具体的には習得したいジャンルの英語教材や、好きな内容の教材を選ぶことをオススメします。僕みたいに英検1級合格が目的なら英検1級受験者向けの参考書や問題集などを教材に選ぶのが一番効果的なのはいうまでもありません。ビジネス英語であればビジネス英語用の教材が最適です。

 

そうでない場合は、自分の趣味や好きなスポーツなど興味のあるものに関する内容がいいでしょう。

 

最初はテキストを読んでしっかりと意味を理解します。単語や文法などをきちんと理解した英文を見ながら音声を聞きます。ハッキリと聞き取れるのであれば、その文章を音声をマネして音読をします。上達への最も近道はマネることです。何度も繰り返しこれを続けます。

 

回数や期間は人にもよると思いますが、僕は最低100回同じ英文を繰り返すようにしていました。逆に言うと、英語が出来るようになりたいと言いながら、覚えたい英語のフレーズを100回声に出して言ったことがある人はかなり少ないのではないかと思います。

 

つっかえることなくスムーズに音読できるようになったら、音声と同時に音読してみて下さい。同時に言い終えられるようならかなり成長している証拠です。まずはそこを目標にしましょう。そして仕上げは英文を見ないで音声と同じスピードで言い終えるまで練習して下さい。

 

基礎的な音読練習が出来るようになったら多読する

 

音読練習は毎日続けつつ、興味のあるジャンルの英文に沢山触れるようにしましょう。英字新聞でもネットのサイトでも何でも構いません。興味を持って毎日追えるようなトピックがあるといいと思います。

 

英語で知識をつけることで英語でのコミュニケーションに慣れていきます。日本語で得た知識を英語で伝えようとすると日本語から英語に変換しないといけないので、スムーズにコミュニケーション出来ない場合があります。

 

でも英語で知識をつける機会を増やすと、英語を英文のまま理解するので、英語の語順で意味を理解し知識を吸収するので、英語でのコミュニケーション力が格段に上がります。

 

そして、色々な英文に触れることによってより表現力が身につきます。音読で脳に刻み込んだ英文だけではどうしても限りがあります。でも多読をすることによって音読で得た英語の表現力にアレンジが加わり、より表現力が豊かになっていくのです。このくらいのステージになれば英会話力はかなり実用的なレベルになっていると思います。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

要約すると、英語学習は40代という年齢だからこそ効率的に習得しやすい理由は、期限付きの切羽詰まった状況が英語を習得する目的意識をハッキリさせてくれる場合があるからです。

 

そして学生時代の英語の学習方法ではなく、使える英語を身につけるためには音読中心のセルフラーニングが効果的だということです。毎日の音読を習慣化して英語を「単語・文法・音声」のセットで習得すると共に、多読によって英語で知識を身につけることで、よりスムーズなコミニュケーションが出来るスキルが身につきます。

 

この記事では自分自身が47歳で改めて英語のブラッシュアップと実用英語力を高めようとした経験を基に書きましたが、年齢を理由に英語の習得や再学習に躊躇しているのであれば、全然遅くはないということに共感して頂ければとても嬉しく思います。

 

音読練習によるセルフラーニングがある程度習慣化出来たら、実践の機会を増やすとさらに上達のスピードが早まると思います。

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。