【モチベーション上がります】人口フリーフォール時代に英語できた方がトクをする理由

皆さんこんにちは、英学です。

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英語はなんのために学習するのか?英会話はなんで必要なのか?その目的がハッキリしていない状況で勉強したり、トレーニングしていても意味ありますか?

 

学校の試験のためとか、受験のため、会社でTOEICの高スコアが求められているから、とかの理由はあると思いますが、その程度の理由で英語を勉強するのはつまらないですよね。

 

英語は目的があってこそ、身につける楽しさや喜びがあります。

 

今回は日本人全員にとって将来英語ができた方が圧倒的に得をする理由を説明します。この記事は英語を勉強する気になれない人やモチベーションがイマイチ上がらない人に最適です。記事を読んだ後は「英語は絶対身につけておかないとマズイ」という意識に変わると思います。

 

この記事で説明する英語を身につけた方が得をする理由は、日本国内で英語を使う機会が急激に増えていくことが予想されるからです。

 

現在もすでに外国人労働者や観光客の数はかなり増えてきましたよね。今後はより一層この傾向が強まることが予想されます。

 

政府は国を挙げてこの政策を実行中です。2020年までに外国人観光客数を4000万人に、2030年までに6000万人にすることを掲げています。

 

日本の人口フリーフォールを理解してこれから生きていく社会を予測する

 

なぜここまで観光客数を増やさなければいけないかというと日本社会が抱える超少子高齢化の問題に取り組むためです。日本は他の先進国とは比較にならない早さで少子高齢化が進んでいます。

 

日本の社会制度は全般的に経済成長が続くことと、人口が増加することを想定して作られています。日本の歴史が始まって以来ずっと日本の人口は増えてきました。人口が増えれば経済も成長するという健全な状態が続いてきました。

 

でも、2010年を境に日本の人口は減少し始めました。昨年2019年は減少した人数は初めて50万人の大台に乗りました。1年で日本人が50万人以上減ったのです。今後は数十年間の間、毎年50万人〜100万人くらいずつ日本の人口が減っていきます。

 

2019年に国内で生まれた日本人の子供の数は約86万4000人でした。一方で、死亡数は約137万6000です。死亡数から出生数を引くと人口の自然減は51万2000人です。自然減は2007年から13年連続で毎年、マイナス幅が大きくなっています。超少子高齢化による人口急減社会に突入しています。

 

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下の図は国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が作成した推計のグラフです。

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このグラフを見ると、平安時代の始め日本の人口は550万人ほどで、江戸時代くらいまでの800年間で約2倍ほどになってます。そして明治時代頃になると、約3500万人まで増加します。そしてその後約140年後の2010年くらいまで急増します。明治から平成までの人口増加はそれまでの日本の歴史から見ると異常なスピードですね。

 

そして現在2020年、人口減少が地方の自治体など小さな町や村などで深刻な影響を及ぼしはじめています。

 

推計によると、今後さらに減少の勢いは加速し、40年後の2060年には約8500万人とピークだった2010年の1億2800万人から4000万人以上減少し、さらにその40年後の2100年には約5000万人まで減少することが見込まれています。後80年で再び明治時代くらいの人口に逆戻りです。

 

2100年なんて遠い未来のことなど関係ないと思うかも知れませんが、今年生まれた子供が80歳になる頃です。今年成人を迎えた人が100歳を迎える頃です。自分には関係ないと思う方でも、お子さん、お孫さんが普通に存命していられるくらいの時代です。

 

少なからず人生100年時代と言われている中で、今後数十年生きる多くの日本人にとって今まで経験したことのない人口減の時代は、これまでの常識は全く通用しなくなると心得ていた方がいいでしょう。

 

日本の人口の変化を知れば英語の必要性が見えてくる

 

「人生ボーナス」、「人生オーナス」って聞いたことあるでしょうか?

 

人口ボーナスは、総人口に占める「働く人」の割合が増えて経済が成長する過程です。人口オーナスはその逆。とても簡単ですよね。

 

「働く人」の定義は「生産年齢人口」といって15~64歳の人達で主に経済を支える人のことです。14歳以下もしくは65歳以上の人を「従属人口」といいます。

 

日本は1950年代から1990年代半ばまで人口ボーナス期でした。高度経済成長期だった頃ですね。人口増加のみならず、働く人が増えたことは経済にとってとてもプラスに働きました。しかし1990年代に人口ボーナス期は終わってしまいました。人口ボーナス期は一度終わると二度と来ないといわれています。

 

1990年代以降は人口オーナス期に入りました。人口ボーナスと反対の状態です。総人口に占める「子供や高齢者など従属人口」の割合増えて経済が停滞する状態のことです。

 

オーナス(onus)という単語は「負担・重荷」を意味します。人口構成が経済にとって負担になっている状態です。

 

日本は1990年代から、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国といった国々もすでに人口オーナス期に突入しています。

 

日本の生産年齢人口は2019年時点で約7500万人で全体の約60%。1992年の約70%をピークにその割合は減少し、2065年には約4000万人(全体の約50%)にまで落ち込むと予想されています。

 

100人暮らす村で70人が働いていて30人が働いていない状況から、働き手が50人しかいなくなったら大変ですよね。

 

このように生産年齢人口の割合や生産年齢人口そのものの数が減るということは、働く人の数が減るということです。当然、国の経済成長を示す国内総生産GDP)も落ち込む傾向が強まります。国全体が蓄積してきた富も少しずつ切り崩していかなければならないでしょう。

 

このままでは日本の社会保障制度の維持が難しくなる

 

今の社会制度は人口が増え、経済が成長し続けることが前提で成り立っています。人口が減り、経済が低迷すると年金などの社会保障制度の維持が益々難しくなります。日本の年金制度は高齢者の年金を生産年齢人口が負担する方式で成り立っているため、人口オーナスが進めば進むほど現役世代の負担は重くなります。

 

2019年時点で現役世代2.1人が1人の高齢者を支えなければいけない状況となっています。高度経済成長期には10人以上で1人の高齢者を支えればいいという状況でした。その当時と比べると、いかに現役世代の負担が大幅に増えたかよく分かりますよね。そして今後はさらに少ない人数でより多くの高齢者をサポートする状況になることがほぼ確実です。

 

多様な人員が働きやすい世の中に変化する必要がある

 

生産年齢人口が減少する中で生産性を維持するために今まで以上に高齢者や出産後の女性などが働ける世の中にしていく取り組みが進められています。そのために多様な人材の雇用促進や、あらゆる人が働きやすい職場環境の整備なども必要になってきます。

 

そして多様性という意味では外国人労働者の参入も大きな注目を集めるようになってきました。これこそがまさに国内にいても英語を身につけた方がトクをする話につながってきます。

 

これからは日本国内でも様々な分野で外国人労働者が活躍する時代になります。そして日本国内の隅々まで外国から観光客が訪れるのが当たり前になっていきます。

 

主要な観光名所からその傾向は強まり、ゴールデンルートと呼ばれる場所以外にも沢山の外国人が訪れる時代が来ることが予想されています。今もすでにそうなっている場所がありますよね。

 

人口減少による経済力の低下や高福祉化は高齢者や今まで働いていなかった女性の活用などでは追いつかず、今後は海外からの外国人の流入によって補われることになります。

 

まとめ:全ての職業で英語が求められる社会に変わる

 

今まではある特定の業種や職種の人しか英語を使う機会はありませんでしたが、これからはほぼ全てと言っていいくらい英語が出来た方が有利だったりトクをする状況に職場環境が変化していくでしょう。

 

今まで外国人が来なかったような地方で働く人でも外国人観光客を相手にする機会が増えるでしょう。農業や漁業などの第一次産業は極度な人手不足に陥っているため、人手を賄うために海外から外国人労働者を迎えるケースが今後益々増えるでしょう。

 

将来の日本社会にとって消費者確保、労働者確保に外国人は欠かせない存在です。だからこそ中学英語・高校英語で習った知識だけで十分なので、それを使える状態にしておくことがとても大切です。

 

英語を勉強する、トレーニングする目的やモチベーションが明確になりましたか?今回の内容はこの記事を読んでいる一人一人の明確な目標に落とし込めることだと思います。英語を身につけることに限りませんが、目標が明確であればあるほどモチベーションは上がり、上達も早くなるでしょう。そして期限も設定すると尚いいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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