【危険!】英検1級合格者が警告する 英語学習の初心者がしてはいけない3つの勉強法

 皆さんこんにちは、英学です。

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ネット上に無数にある英語学習に関する情報の中には良いものも悪いものも沢山あります。ただ有益な情報を収集できたとしても順序を間違えてしまうと、費やした時間やエネルギーに対してあまり効果が得られないという結果になってしまいます。

 

特に英語学習の初心者が英語のスキルを身につける場合はとりわけ順序が大切ですし、学習する質や量のことも真剣に考えなくてはいけません。

 

この記事では限りある人生の時間を無駄に使ってしまわないためにも英語学習の初心者がしてはいけない3つの勉強法を解説します。初心者がしてはいけない3つの勉強法を避けることで、無駄な遠回りをしないで済むことになり、よりいいスタートが切れるようになります。

 

今回説明する初心者がしてはいけない勉強法は、僕が学生時代、本格的に英語学習を始めた時に気づいたことで、これらの無駄を省くことによって成績がようやく上がり始め、遂にはTOEIC980、TOEFL650まで到達することができたからです。

 

この記事はあくまでも英語学習の初心者に向けて書かれているもので、中上級者の方であればむしろ取り入れた方がいいことだったりもしますので、これから説明する3つの勉強法が全ての英語学習者にとって良くないと言っているわけではありませんので誤解のないようにお願いします。

 

記事を読み終えると、初心者がフォーカスするべき英語学習法の選択肢が絞られるので、より自分にあった無駄のない取り組みができるようになります。英語の勉強をしようとスタート地点に立ったはいいけど、間違ったことをしていても仕方ありません。今から説明することをしている方はすぐに見直してみて下さいね。

 

英文を日本語に訳そうとしてしまう

 

小さい頃に英語圏で生活をした経験がある帰国子女などが英語を身につける場合と違って、ある程度成熟した(中高生くらい以降)後に第二言語である英語のスキルを身につける場合には、生まれてから勉強をせずに自然と日本語ができたような感覚で英語のスキルを身につけることはできません。

 

我々日本人は母国語である日本語を先にマスターしているので、英語を読んで理解する時に意味を訳そうとしてしまいます。ある意味、英語で情報を得ようとしている瞬間に日本語の知識が邪魔をしているような状態になっているのです。

 

英語を読んだ時に自然と日本語で意味を訳そうとすることは意味がないばかりかとても非効率です。

 

日本語と英語では文の構造が全く違います。単語の配列が逆になることが多いのは中学、高校で英語を習ったことがある方であれば誰もが知っていることでしょう。

 

このように全く文の構造が違う言語間でいちいち訳していたら、いつまでたっても英語でスムーズにコミュニケーションをとることは不可能です。

 

特に人の話を聞いたり、しゃべったりする時に訳そうとしていたら会話に全くついていけませんよね。

 

また、英語を訳そうとすると、英語の語順のまま内容を理解することができない状態のまま上達が止まってしまうので、英語の読解力もなかなか身につきません。

 

このように英語を訳そうとする癖みたいなものは学生時代に英語の試験や受験英語のための勉強をする過程で多くの日本人に身についてしまっているようなところがあります。でも「使える英語」を身につけるために学習を始めたばかりの初心者は英語を日本語に訳そうとすることは直ぐにやめるべきです。

 

複数の本や参考書に手を出してどれも中途半端になってしまう

 

これは多くの人が経験があると思います。自分も昔はそうでした。途中で投げ出すことも多かったのですが、問題集を1回終わらせるとその本は終了だと思っていました。1回終わると次の問題集に手をつけて、終わらせた問題集の冊数の多さで達成感を味わうようなところがありました。

 

複数の本を全て中途半端にするよりかはマシだったのかも知れませんが、やはり1冊の問題集を最低でも3回とか5回くらいは繰り返し解いて、間違えたところを何度も復習して、全て答えられるようになるまでやり尽くすべきだと思います。

 

複数の本や参考書に手を出すことは一見勉強をしている感覚になるのですが、実はとても非効率です。勉強で一番大切は復習をおろそかにしているからです。特に英語学習で一番大事なのは反復の継続です。

 

手当たり次第に違う問題を解いたり、違う解説を読むことは反復をしていないばかりか、まだ十分な英語の知識がしっかりと定着していない初心者の方にとっては混乱して挫折してしまう可能性すらあります。

 

多くの英語に触れたり、色々な説明を読んで理解を深めることはとても大切なことです。でもそれは基礎をしっかり築いた後に中級者や上級者になってからの方がより効果的です。

 

まずは学習内容の質を上げるためにも、じっくりと1冊の参考書や問題集を丁寧に何度も繰り返し反復して、復習を徹底的にすることによって可能な限りそこからエッセンスを吸収するようにすることをオススメします。

 

文法や単語など英語の基礎的な知識が十分でない状態で英語を聞き流す

 

英語は単語・文法・音声から構成されています。それらの知識が十分でなかったり、あやふやな状態の初心者が英語を聞き流すことは非効率なので今すぐ見直しましょう。

 

まず体系的に学ぶべきです。ある程度基礎的な知識がないまま音声を聞き流していても時々いくつか知っている単語や聞いたことある音が耳に入ってくるだけです。

 

何度も聞いていればそれらの数は多少増えるのでなんとなく聞き取れるようになって上達した気になるのですが、きちんと理解できる状態にはなりません。

 

知っている単語や聞いたことある単語が多少聞き取れるようになって、全く分からないい状態から何となく分かる気がしてきたというのと、きちんと理解できるというレベルは全く違うものです。

 

何度も聞いていれば耳は慣れます。聞き取れる単語やフレーズが増えたということだけです。残念ながらある程度の語彙力、文法の知識や文の構造など基礎的な知識がないと、それ以上いくら聞き流していてもそのレベルからはリスニングは上達しません。

 

聞き流しが悪いわけではありません。聞き流しが有効なのは、英語の基礎をある程度抑えて、意味を理解しながら音声を聞くことができるようになってからです。

 

理解できない内容の英語や初心者が聞いても理解できないようなレベルの合っていない音声を聞き流していても意味がないので、そのようなことをしているのであれば直ぐに見直しましょう。

 

まとめ:英語学習の初心者はまず復習を重視し基礎を固めをする

 

限られた時間で効率よく英語を習得するには英語学習のポイントをよく理解することが大切です。そして正しい順序で正しい勉強方法を反復、継続することが大切です。

 

また本や参考書といった教材も自分のレベルや目的に合っているかを常にチェックするようにしましょう。

 

英語学習の初心者が何から始めるべきかはこのブログでも色々紹介していますので、いくつか参考記事のリンクを下に貼っておきますので、是非参考にしてみて下さい。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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