皆さんこんにちは、gAKUです。
今回は英語学習初心者でも1ヶ月の勉強でTOEIC 600点を取る勉強法をお伝えします。
TOEIC学習者が1ヶ月で600点を取るために必要なことは中学と高校で習った英単語と英文法の基礎を復習して、TOEICのテスト形式に慣れることです。手当たり次第に問題集や参考書に取り組んでも効率よくスコアは伸びません。この記事ではTOEIC学習の初心者がどのような手順で何をどのように勉強すれば1ヶ月という短期間で600点以上取れるのかをお伝えします。
限りある時間を効率よく使ってスコアを伸ばすことが可能となるので是非この手法で目標のスコアをクリアして下さい。
【目次】
1 TOEIC600点のレベルは?
TOIEC 600点レベルは中堅の大学の入試の英語レベルと同じくらいです。英語の筆記試験で一般入試を合格した人のレベルだと思って下さい。高校で学ぶ英文法・英文読解の内容を一通り理解し、かつリスニングもそれなりにできるという英語力と言えるでしょう。
990点満点のTOEICの試験はリスニングパートとリーディングパートに分かれていて、それぞれ495点満点の配点となっています。大学入試の英語と比べると、リスニングパートの量がとても多いので、リスニング力強化が求められます。またリーディングの内容は海外での日常生活を想定したものなので、ある程度馴染みがないと難しく感じるかも知れません。
2 企業や社会での評価は?
TOEIC 600点は英語を使って業務ができる最低限のレベルだと考えられています。逆に言うと600点未満のスコアだと英語に携わる仕事がしたいと思っても話になりません。TOEIC600点レベルの英語力があれば、ある程度基礎的な英単語と英文法を知っていて、簡単な英文なら読んだり書けたりするでしょう。また簡単な会話やゆっくりしゃべる言葉であれば会話ができるでしょう。就職の際に履歴書の資格欄に書ける最低レベルがTOEIC600点です。
ちなみに日本人の大学生のTOEICの平均点は450点前後と言われています。TOEIC受験者の平均点が550〜600点なのでちょっと残念な結果ですよね。平均的な日本の大学生は英語が満足に使えないということになります。
英語を習うにもオンライン英会話やフィリピン語学留学、ワーキングホリデー、英語圏の国への語学留学などをしてもTOEIC 600点ないとそのサービスを十分に活用することが出来ないので、まずはこのレベルに到達するまでは独学で頑張りましょう。
それではその独学方法を順を追ってお伝えします。
3 TOEIC 600点に必要な勉強法
まずは言語を構成している核となる部分の基礎をきちんと固めましょう。言語を構成している核は単語と文法です。そして皆さんはTOEICのスコアを伸ばすことが目標なわけですからTOEICの試験用に出版された単語帳と文法書を選ぶ必要があります。
これは効率よくテストのスコアを上げることに一番大事なことなので、しっかり守って下さいね。
TOEICで最も人気の単語帳といえば、「金フレ」「銀フレ」です。
ちなみに「金フレ」はTOIEC 500〜990点までの人を対象にしています。ただ、この本はスコア別にパートが分かれているので、600点突破というところまでやれば完璧だと思います。「銀フレ」は「金フレ」の基礎固め編なので、きちんと基礎を確認したい人は「銀フレ」一冊完璧にするのがいいと思います。2冊とも1000語なので分量はそれほど多くありません。
英文法に関してはこの2冊を完璧にすれば600点は確実に狙えます。先ほどの単語帳2冊もそうですが、この文法書2冊も文庫本サイズです。いつでもどこでも片手で読めるのでとても便利です。英語学習は習慣化が大事です。特にテスト勉強となるとどれだけ集中して毎日接することが出来たかが重要です。重くて分厚い参考書はオススメ出来ません。
この2冊は今でも繰り返して使っています。基礎中の基礎なのですが、それを確認する意味でも内ポケットに忍ばせていつでも見ることが出来るので一押しの文法書です。
単語帳と文法書は2冊ずつご紹介しましたが、単語帳は「銀フレ」なら丸ごと一冊、「金フレ」なら600点突破のところまでは繰り返し目を通して完璧になるまで何度もやりましょう。
文法特急は2冊とも問題数は多くないのでまず全て解いてから出来なかった問題を中心に何度も解き直して下さい。
TOEICの癖がわかるようになるので、この練習はかなりスコアアップに反映されます。
リスニングは傾向を掴むためにも公式問題集をオススメします。いくつか出版されていますが、一番新しいものを選んで下さい。一番新しい問題集が直近の出題傾向を一番反映している可能性が高いので新しいものから進めて下さい。ただ1ヶ月で600点を目指すことを考えたら一冊だけ重点的に解けば十分です。2019年6月現在ではこの問題集が最新版ですので、一度解いてみて、間違えた問題を理解した上で、繰り返し音源を聞いて練習して下さい。余裕があれば1.2倍速くらいにして練習してどんどん耳を慣らして下さい。
3.4 TOEICのリーディング
リーディングもこの最新の公式問題集をオススメします。理由はリスニングと同じです。難易度や傾向が他の本だと若干違う印象を受けるので、僕はリスニングとリーディングは公式問題で練習していました。この問題集は大きいので持ち運びに適していないのが難点なのですが、リーディングパートの問題などはページを切って持ち歩いていました。
リーディングの勉強の仕方はまず長文を読んでみて下さい。問題を解く以前にきちんと読むことが出来るか確認して欲しいのです。日本の
受験英語しか経験がないとちょっと面食らうと思います。内容が仕事の実務的なものだったり、日常的なものだったりするので、形式に慣れる必要があります。これはリスニングにも同じようなことが言えるでしょう。逆に慣れるだけでスコアアップが期待出来るのでしっかり読んでみて下さい。
よく出るのは、
仕事上でのやり取り(注文や発注、納品に関してなど)
請求書や資料の請求など
社内メールのやり取り
レストランやホテル、チケットの予約
広告やメニューなど
といった内容です。
4 600点超えるために
TOEIC600点をクリアするためには基礎の確認とそれを定着させるための反復練習です。勉強というよりは部活の練習のようなものです。頭の良し悪しは関係ありません。どれだけ繰り返し地道に練習出来たかが勝負です。特別な才能や一発逆転はない代わり誰でもやればやるだけスコアは上がっていきます。
英語は勉強ではありません。毎日の反復練習です。それはアスリートが毎日誰にでも出来るような単純な行動を何度も繰り返して確認をするのと同じです。ゴルフのスイング、野球の素振りやキャッチボールなどと同じです。
TOEIC 900点超えても、英検1級合格してもやることは変わりません。プロの通訳者はそのような練習や訓練に数時間費やしています。上級者になればなるほどその練習量は増えていくのです。初心者がそれをやらないで上達するわけがないということは理解出来ますよね。
5 まとめ
TOEIC学習初心者はまず英語の構造の核となる英単語と英文法の基礎を復習しましょう。そしてその土台をもとにリスニングとリーディングは公式問題集で分からないところをなくすようにして下さい。これをやれば確実に600点どころか730点くらいは目指すことが出来ます。
英語は人生を変えてくれる道具です。私の人生は英語で素晴らしく変わりました。会社や組織の外に出てもいつでもすぐに使えるスキルです。世界とも直接アクセスすることのできる魔法の扉です。英語は人生の加速装置なので是非目標を持って夢をつかんで下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。