皆さんこんにちは、英学です。
英語を身につけたいと思っていてもなかなか重い腰が上がらないという方も多いですよね。英語に限らず新しいことを始めるのはとても億劫なものです。
でも今皆さんが持っている英語の知識にほんの少しだけ単語を覚えるだけで「使える英語」が身につくならやってみたいと思いませんか?
今回はそんな必要最低限の単語力で「使える英語」を習得する方法を分かりやすく説明します。
この記事では最短で「使える英語」を身につける手順を3つに分けて簡単に解説しています。仕事で英語を使う機会がある人、海外旅行で英語を使いたい人、など特定の英語を使うニーズがある方に最適な記事です。
情報発信のハードルが下がった世の中では、間違った情報や信ぴょう性の低い情報も数多く見かけます。これまで僕自身は海外経験なしで学生時代に英語を独学で勉強して、外銀のビジネスマンとして約20年間英語で仕事をしてきたので、日本人が国内にいながらにして「使える英語」を身につけるための知識量は問題ないと思っています。経験に基づいたノウハウを凝縮したので、是非ご覧下さい\(^o^)/
まず概要を理解しましょう。下記の通りです。
手順1. 日常生活に必要な最低限の単語をインプットする
手順2. 10語くらいの「基本動詞」を使いこなす
手順3. よく使う口癖の形容詞を英語で覚える
皆さんが既に持っている英単語力でストレスなく自分の言いたいこと伝えられるようになります。英語が好きな人、慣れている人ならすぐに実践できるテクニックです。これを機に試してみて下さい。順番に解説します。
自分の日常生活に必要な最低限の単語をインプットする
単語帳を新しく買って片っ端から覚える必要などありません。そんなつまらないことを始めてしまったら途中で挫折する可能性大です。最初から悲しい結末が分かっていることはやめましょう。
まず皆さんにとって日常的に必要な「モノの名前」を徹底的に知ることです。
例えばよく料理をする方であれば、日常的に頻繁に使う調理道具や具材や調味料、調理方法などの単語は必須ですよね。
また、ホテルで働いている従業員だったら「モノの名前」じゃなくてチェックインでの予約やチェックアウトでの精算時に使うやり取りなどを決まった表現やホテルの場所や備品の英単語などを覚えればより実用的ですよね。
「モノの名前」やいつも繰り返し口にする言葉が英語で言えないと、それだけで本当に簡単なことすら伝えられないという悔しい思いをしますよね。
ポイントは「自分にとって」必要な単語やフレーズを厳選する」ことです。
まずは必要最低限の単語だけでOKです。自分の得意分野を作ってその領域で「使える英語」の領域を作ることから始めましょう。そしてそれができてきたら徐々に専門的な内容を話すための英語を覚えていけばいいのです。
とても理にかなっていますよね。
「使える英語」を身につけるためには、新しく単語帳を買ってきて自分の使わない単語ばかり覚えようとしても意味がないのでやめましょう。
「基本動詞」を使いこなす
「モノの名前」は必要な単語が多ければそれなりの数を覚えなきゃならないかもしれません。でも動詞は沢山覚える必要はありません。とい言うよりほとんどの方は既に知っている単語なので覚える必要すらありません。
「基本動詞+前置詞(または副詞)」の形をした熟語を覚えれば格段にしゃべれるようになります。これを句動詞とか群動詞と呼びます。
基本動詞とは、
「take」
「put」
「make」
「have」
「get」
などです。
例えば「take」という基本動詞は単体では「~を取る」という意味があります。でも句動詞にすることで他の色々な意味を表すことができます。
「take away」「take back」「take down」「take in」「take off」 など、数え上げだらキリがないくらいあります。
学校英語ではこのような簡単な単語を組み合わせたフレーズを徹底的に習うよりも受験のために難しい単語を数多く覚えることに重きが置かれがちです。これでは実用的な「使える英語」はあまり身につきませんよね。
実際にネイティブスピーカーが日常会話の中でよく使い回しているのはまさにこの句動詞です。だから「使える英語」を身につけたいのであればこのような簡単な「基本動詞」を含む句動詞と呼ばれるフレーズを覚えて使えるようにすることが近道です。
例えば「取り除く」は「take away」という表現が会話では一般的です。でも我々は、remove, withdraw, eliminate, extinguish といったより難しい単語を覚えるような英語学習をしてきましたよね。
このように習ったことと、ネイティブが実際に日常会話で頻繁に使っている単語やフレーズがズレているのです。
誰もが知っているような基本動詞に前置詞をつけた句動詞のニュアンスを理解すると、動作の表現の幅が一気に広がります。
たった10語くらいの基本動詞を覚えて句動詞を使いこなせるまで練習すればほぼ完璧です。
これを練習するのにとてもいい本は瞬間英作文シリーズの最高傑作が一番いいと思います。僕はこの本を何ども練習してかなり自分でスラスラ言える表現が増えました。とてもオススメなので買って練習してみて下さい。
よく使う口癖の「形容詞」を英語にする習慣をつくる
名詞、動詞ときたら最後は形容詞です。形容詞はモノや人の様子を表す単語です。
例えば、「good」「great」「fine」「nice」「beautiful」 などです。
僕がオススメする形容詞の覚え方はまず皆さんが日常生活の中でよく口にする形容詞の言葉です。それを英語にして覚えて行く方法です。
例えば、僕は「素晴らしい!」とよく言いいます。
これを英語で言うと、
・ Great!
・ Nice!
・ Amazing!
・Awesome!
などです。
他には、
・ Cool!
・ Fabulous!
・ Incredible!
などまだまだ沢山ありますよね。
こんな感じで僕はこのような単語を少しずつ実際の会話などで試しながら覚えました。
一気に覚えようとすると嫌になるので少しずつです。
「使える英語」を身につけるための英単語は必死に沢山覚える必要はありません。もう皆さんはカタカナ英語を含めてかなりの数の英単語を知っているわけですから。
後はよく使う言葉で知らない英単語を徐々に追加で覚えてそれを使い慣らせばOKです。
状況に応じてしっくりくる、こないというのは、実際に使ってみないと感覚がつかめなかったりするので、オンライン英会話などで試してみましょう。
オススメなのはスタディサプリENGLISH(新日常英会話コース) あたりから始めるといいと思います。
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「形容詞」は目的もなく沢山覚えるより、限られた数でいいので自分が使う分だけ覚えればOKです。まずは自分の「口癖のバリエーション」を考えてみましょう。
「やばっ!」とか「マジで!」「やっぱ」とかよく使う形容詞は何ですか?それを見つけて英語にするだけです。いつも言ってることを調べるのって楽しくないですか?
後はネイティブスピーカーがよく使う口癖にどんなものがあるか拾ってみるのもありです。それをマネして言えばよりネイティブっぽさが加わります。
まとめ:覚える必要のあるものだけを厳選して覚えて使えるようにする
以上が最低限の語彙力で「使える英語」を習得する方法です。今まで多くの方が思っていた英会話や英語学習に対してのイメージが変わることを願います。みんなハードルが高すぎると思います。
よく使う必要な「名詞」、誰もが知っている「動詞」、口癖で使う「形容詞」を使えるようにするだけです。よく使う「モノの名前」などの「名詞」は人によって違うので個人差はありますが、「動詞」や「形容詞」のほとんどは既に知っている英単語やカタカナ英語の範囲内だと思います。
ネイティブも難しい単語なんかあまり使ってません。ある程度ネイティブと話したりした経験がある方なら分かると思いますが、彼らも同じ単語をヘビロテしていることに気づくはずです。
是非、気軽に始めてみて下さいね。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。