【純ジャパ英検1級ホルダーが教える正しい勉強法】英語は聞き流すだけじゃダメ!?

皆さんこんにちは、英学です。

f:id:gakuhan:20200226151835j:plain

 

英語のリスニングを上達させるためにはどのような勉強が一番効率的なのかと悩んでいませんか?実は、この記事で紹介するリスニング手法を実践すると、誰でもリスニングスキルの向上を感じることができるでしょう。

 

なぜならこの手法は僕が独学で英語を身につける過程で最も効果的だった方法だったからです。これを4年間毎日実施したことで日本生まれ日本育ちで海外生活がなかった僕が、新卒で米金融機関に就職できたからです。

 

この記事では効果的なリスニングのポイントを紹介して、詳しくそのやり方を解説しています。記事を読み終えると、英語のリスニング対策に悩むことは一切なくなります。この手法をある程度継続して実施するだけで、効果が実感できるので聞き取りのスキルが飛躍的に伸びること間違いなしです。

 

 

英語の「聞き流し」は効果的か?

 

英語の教材で「聞き流すだけで英語がペラペラ」みたいな広告を今だによく見かけますよね。

 

確かに楽だし、多少効果もあるので「英語は聞き流すのが良い」と思ってしまっている方が、少なからずいるでしょう。

 

考えてみて下さい。

 

今まで全く英語を聞いてなかった人がある程度の期間英語を聞き流していれば多少は聞こえなかったものが聞こえるようになるでしょう。多くの日本人であれば、学生時代に習った英語に関する知識(英単語や英文法)が多少よみがえったり、耳が少し慣れる分だけ聞けるようにはなるでしょう。

 

でもはっきり言ってこのような状態で英語を聞き流すだけというのは、相当効率は悪いです。そもそも知らないものはいくら聞いてもきちんと意味が分かるようになるわけないからです。

 

冷静に考えてみてください。

 

日本では中学、高校で英語をしっかり教えています。多くの日本人は学生時代に少なからず英語を教わっているからタチが悪いんです。多少文法や単語の知識があるから「聞き流すだけで出来るかも?」と錯覚するわけです。

 

全く習ったことない他の言語を聞き流すだけで上達すると思いますか?

 

何を言ってるのか分からない内容の音源を何度も繰り返し聞き流しても雑音でしかないし、恐らくどんなに聞き流していても聞き取れるようにならないので意味がないですよね?

 

少なくとも1回は英文のスクリプト(文章)と日本語訳を見て、何を言っているのかを確認してから音を聞かないと永遠に分からないですよね。よって英語を「聞き流すだけ」だけで習得しようとするのは、とても効率が悪く、難しい手法なのです。このように冷静に考えれば、効率が悪いことがすぐ分かりますよね。

 

近道に見えるものほど最も遠回りしたり、時間がかかってしまうものです。

 

ひたすら音読して自分で言えない英語をなくす

 

リスニングの練習で最も効果的な手法は、「音読」です。あらかじめ日本語の訳を頭に入れてから英語のリスニング音源のマネをしてしゃべるのです。これが英語の音読練習の基本です。

 

英語で聞き取れないポイント2つ

 

①単語やフレーズの意味が分からない

②単語と単語の発音がつながって違う音になるから聞き取れない

 

①は和訳を見れば解決します。それでも分からなければ辞書を引くなりキチンと調べれば理解できます。

 

②は、慣れが必要です。実際に何度もマネしてしゃべってみて音のつながりやイントネーションやリズムをつかむとリスニングは飛躍的に上達します。

 

実際に何度も音読して、その後聞いてみると、かなりクリアに聞き取れます。是非、音読を習慣にしてみて下さい。1日15分とかから始めるだけでだいぶ効果は変わってきます。

 

最初は効果も得られずアホくさいと思う方もいるかも分かりません。ほとんどの人はその努力を笑い、群れて安心感を求める傾向にあります。1日の僅かな差が5年、10年の大差になるのです。微差をバカにして嘲笑する人のことなど相手にする必要はありません。そういう人は5年後、10年後に笑えない人生になってしまう恐れだってあるのですから。

 

リスニングのゴールは「シャドウイン」

 

シャドウイング」は、音読の一種です。音源を聞いて、聞こえた音をすぐに声に出して影のように追いかけてしゃべることです。これは同時通訳者が訓練に取り入れているくらいなのでかなり効果的な練習です。

 

もちろんシャドウイングする文章の意味が分かってないとやっても無駄だし、発音とかテンポとかしゃべり方までコピーできてないと、シャドウイングは意味がありません。

 

かなり難易度は高いですが、シャドウイングができるということは、完全にその英語音源のレベルは制覇したことになります。このレベルまでくれば、リスニングのみならず、スピーキングや速読にも良い影響がでてきます。

 

だからとにかく何周も何周も音読練習です。

 

自信を持って出来るようになったら一度自分の声を録音して聞いてみて下さい。キチンとネイティブの音と同じように言えていますか?録音した自分の声を客観的に聞いてみると上手くなったと思っていても意外とまだまだ全然下手だったりします。

 

ここまで音読を徹底的に行うとはっきりと効果を感じられると思います。やりがいが感じられるようになるとさらに積極的に音読ができるようになるので好循環が生まれますので、そのステージに行けるようにまずはしばらくの間継続することをオススメします。

 

まとめ:リスニング上達は聞くことではなく、しゃべること=音読

 

大切なことは、「聞き流すだけで」ではなく、「聞いたことをしゃべる」ことです。

 

英語の学習はまず単語からです。単語を覚えるときも絶対に声に出してくださいね。見るだけ、書くだけ、聞くだけは絶対NGです。英語は自ら声を出して口に覚えさせないと意味がありません。

 

リスニングでも長文でも、全てにおいて「音読」は必須。だから単語の学習でも、絶対に音読して下さいね。

 

動画でも分かりやすく説明していますので是非ご覧下さいね。↓


【英会話・英語学習】英語のリスニングは聞き流すだけでいい⁇

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

合わせて読みたい関連記事: 

www.blogblog.life