英語学習は勉強じゃない? 英検1級合格者が英語独学法を伝授!

こんにちは、gAKUです。

 

英語はやっといた方がいいというのはみんな分かっていることですよね?英語がしゃべれるとカッコいいし、海外旅行でも困らないし、好きな海外映画やドラマも字幕なしで楽しめるし。でも今さら勉強するのも億劫だし、何かいい方法ないかなあと思いますよね。

 

実は英語学習は勉強じゃなかったら気持ち的なハードルが下がりませんか?「学習が勉強じゃない」って矛盾していますが、英語は勉強ではありません。皆さんも日本語を話せるようになった時勉強しましたか?漢字は学校で覚えさせられましたが、日本語は保育園や幼稚園に行っている頃にはあまり不自由なく友達と話していましたよね?それって勉強したんでしたっけ?聞けて、話すだけなら勉強しなくてもできるようになるわけです。

 

でも外国語を身につける時は皆さんが知らないうちに話せて聞けるようになった時ほどは簡単にはいきません。でもスポーツの練習だと思ってもらえれば理解してもらえると思います。英語は部活だと思えば今まで英語学習に対して持っていたイメージが全く違うものになり、少しはやってみようと思えるのではないでしょうか?

 

私はなぜ独学で英検1級を合格することが出来たかというと、英語を勉強だと思わないようにしてハードルを下げたからです。元々ある程度英語ができたから合格できたわけではありません。その証拠に学生時代にTOEICは980点取っていますが、英検1級だけは避けて取ってきました。でも自分では英語ができると思いながらも英検1級は持っていないということがいつも心残りでした。英語ができることを自負しているならいつかは倒さなければならない相手という感じでした。

 

でもかなり勉強にエネルギーを注がなければならないと思うだけで、英検1級受験に踏み切れませんでした。でもこれからお伝えすることを胸に刻んで英語学習のハードルを下げたらある程度楽しみながら勉強することができ、一発で合格することができました。

 

【目次】

1 英語学習は部活です

 

英語は国語や数学などと同じように学校の科目の一つだと思うと嫌になってしまいます。勉強だと思うと億劫だしめんどくさいですよね。でも部活だと思えば少しイメージが変わりませんか?英語学習は連続性、継続性が大事です。そのため練習が一番重要だということです。これはまさに野球やテニスの素振りと似ていませんか?

 

野球が上手くなるためにはまずキャッチボールや素振りを繰り返しますよね。プロ野球選手になっても毎日何百回も素振りをする話を聞きますよね。ゴルフだって同じだと思います。何度降っても同じ軌道で振れるように毎日何度も繰り返して体に染み込ませているのです。

 

英語も言葉を発する時のアゴの動きや下の筋肉の動かし方など毎日練習して体に覚えさせなければ上手くならないのは当然ですよね。当然のことながら、英語を英語のまま解釈する思考回路も目には見えないものの訓練によって素早くできるようになるわけです。こうして考えると学校で習う英語はあくまでもルールを教えてもらっているようなものです。大切なのは日々の練習であり勉強ではないのです。

 

2 学校は英語学習のルールを教わる場所

 

中学や高校で教わる英語は英語のルールです。ルールは覚える必要があるという意味では勉強かもしれません。英単語の意味や過去形や仮定法などといった文法はルールですよね。多くの日本人の英語学習に対する誤解は学校で教わる英語でしゃべれるようにならないというものです。そうではなくて日本の英語教育は英語のルールを教える場でありその意味ではとても意味のある授業だと思います。日本の英語教育が悪いから英語ができる日本人が増えないというのはやや乱暴な結論付けのような気がします。

 

じゃあ、英語ができるようになるためには何をどのようにすればいいのか?ということですが、スポーツの上達過程と同じように考えて欲しいというのが私のお伝えしたいことです。スポーツの上達は何に一番時間を割いているでしょう?ルールを覚えることでしょうか?試合を沢山することでしょうか?そうではありませんよね?部活で毎日汗を流している生徒のみならずプロアスリート、トッププロほど基本的な動作や基礎体力の増強や維持に一番多くの時間を割いていますよね。

 

このように英語学習で一番大事なことは練習なのです。私は英検1級という日本最難関の英語の資格試験に臨む時にこのことを一番強く意識しました。とにかく練習量だと。ルールはほとんど理解している。試合の相手は日本一強豪でその相手に勝つためにはとにかく毎日練習するしかないと思いました。勉強だと思うと重いですが、練習だとおもたから私はやる気になれたし、乗り切れました。

 

3 英語学習のイメージは試合への準備

 

私は英検一級を試合だと仮定して臨みました。皆さんも自分が受ける試験を試合だと思ってみて下さい。英会話でも同じです。外国人と会話することが試合だと思えばいいのです。英会話教室に通っているのなら教室の時間が試合です。試合でいいプレーをしたいのなら普通練習しますよね。多くの英語学習者は英語の学校や外国人との会話、つまり試合をするためにほとんど練習もしていないのではないでしょうか?

 

ルールを知らないで試合には出れないのは明白ですよね。十分な練習をしない選手は通常どんなスポーツでも試合には出れませんよね。ベンチにすら座らせてもらえません。学生時代英語の成績がある程度良かったのであればルールは知っているかもしれません。でもそれだけでは試合には出れません。もうお分かりですよね?英語学習は圧倒的な練習量こそが上達への近道なのです。自分一人で何度も練習をする。英会話学校の先生相手に何度も話す練習をする。そして十分練習してやっとネイティブと会話してそれなりに通じることを実感する=しゃべれるようになるということでしょう。

 

4 英語学習の練習のイメージとは?

 

英語の上達に欠かせない練習とは一体なんでしょう? 英語は語学なのであたかも相手がいないと会話も成り立たないし練習できないような印象もありますけど、そんなことはありません。野球やサッカーなどチームプレイですが、選手はみんな一人で練習していますよね。全員揃うのは試合の時だけです。それ以外は一人か数人でひたすら自主練ですよね。英語も上達したければひたすら自主連です。

 

私は英検一級目指して勉強した時は朝1時間、昼休み1時間、夜2時間〜3時間、土日は8時間〜10時間ひたすら音読中心の練習をしました。音読は4技能全てのエッセンスが凝縮されたトレーニングです。そして舌やアゴの筋肉の動きなど英語を話す際に必要なパーツも鍛えられます。英検一級の問題集を使ってとにかく意味を理解してスラスラと言えるように音読しました。感覚としては朝から晩まで白球を追いかけている野球少年と同じだと思います。

 

頭を使っているというよりは体を使って体に染み込ませている感覚です。言語というのはそうでないと高い価値が発揮されませんよね。頭に浮かんだことがすぐに言葉として出たり、文章として書けたりしなければその値打ちはあまりないですよね。考えなきゃ出てこないようではあまり意味がないのです。考えないでも体が反応するようになるまでとにかく体に染み込ませるのです。

 

スポーツでも同じですよね。自主連で出来ていた基礎的な動作が試合で瞬時にできなければ意味がないですよね。練習した以上のことは本番では出ないわけです。英語でも全く同じですよね。スラスラと発音できなものだけが本番の会話でも滑らかに発音できて会話が成り立つようになるわけです。それもろくにせずに学校の英語教育のせいにしたり、高い授業料を払い続けて英会話学校に行っても上達はできません。

 

それよりもお金なんかかける必要などありません。気に入った参考書や問題集、会話ならNHKラジオ講座のテキストを買うお金くらいで十分です。ひたすら一冊を100回とか200回とか音読して全ての英文を見ないで言えるくらいになるとかなり上達していることに気づくと思いますよ。多くの英語学習者はお金を無駄に書けすぎか十分な時間エネルギーを注がなすぎだと思います。できるだけ時間を確保して可能な限り練習にエネルギーを注いでみて下さい。必ず今まで感じたことがないくらい成長を感じることができると思います。ますは3ヶ月、それが続けば半年や1年は楽に続けられます。1年も続いたらそれこそ試合に出ることができるよになっていること間違いなしです。そして試合に出てからもさらに質の高い練習を毎日繰り返すといつの間にか不自由なく英語をマスターしているはずです。

 

5 まとめ

 

英語学習は勉強ではありません。少なくとも英語を身につけたい人はそう思って下さい。英語学習はスポーツ選手の自主連のようなものだと思って下さい。体育会系の練習も確かに楽ではありません。むしろそっちの方がキツイと思う人もいるかもしれません。でも少なからず難しいことを考えたり覚えたりということではなく、体が覚えていないことを何度も反復練習することで染み込ませることが一番大事なことです。それをしっかり理解して欲しいと思います。多くの英語学習者に足りないものは圧倒的な練習量です。今まで英語学習に対して持っていたイメージ、少しは変わりましたか?