「エッセンシャル思考」を英語学習者のモチベーションに活かす

皆さんこんにちは、英学です。

f:id:gakuhan:20200205145015j:plain

 

 

英語学習の目的は人それぞれだと思います。学校や会社で求められている試験に合格するためだったり、好スコアを取るためだったり、使える英語を身につけるためだったり様々です。

 

日本において英語ができるということは特別な意味を持っています。例えば英語が飛び抜けて出来ると他の受験科目が免除されたり、英語ができることで僕みたいに優秀じゃなくても世界中のエリートが集まるウォール・ストリートで働くインベストメントバンカーの一員として働くことができたりします。

 

全ての教科を満遍なくできるようにするのではなくて、英語学習に集中することによって得られるメリットは絶大です。

 

1つのことに集中するという考え方は非常に重要で世界的ベストセラーになった「エッセンシャル思考」という本にもこのことの重要性が書かれています。

 

今回はこの本の内容を共有して、英語学習に結びつけて考えることによって皆さんのモチベーションにしてもらえたら嬉しいです。

 

この記事を読み終えたら、皆さんのモチベーションが上がり、より英語学習に集中することができると思います。そして「シンプル」な考え方を持って自分の人生と向き合うことができると思います。

 

エッセンシャル思考とは?

 

まず、皆さんは、

 

「時間の使い方やお金の使い方を自分で選んでいますか?」

 

嫌々学校行っていたり、仕事に行っていたりしませんか?

 

嫌な時間に起きて、混雑する電車やバスに乗って、嫌な学校や職場で嫌な人と接して、嫌な時間をすり減らし、気づいてみたら結構嫌だと思うような人生を過ごしていませんか?

 

「こんなはずじゃなかった!」そんな風に思っていませんか?

 

もしそうだったらなんでそんなこと続けているのでしょう?

 

「エッセンシャル思考」で伝えている内容は、「いかに無駄を省いて自分が本当にやるべきこと、大切なことに集中するか」ということです。

 

人生の優先順位を自分で考えて選ぶ

 

目覚ましいネットの進化もあって、現代はあまりにも沢山の情報があふれていて注意散漫になる傾向があります。選択肢が多すぎて、選択の機会がありすぎて正しい判断ができなくなっているのです。

 

また、SNSなどを日常的に目にするようになってからは、他人からの影響力が大きくなり、色々なことを「全てやりたい」という意識になりがちです。

 

そして、ネットを見たりYouTubeを見たり、SNSを見たりしていてつい「自分が本当にすべきこと」に集中できない状況になってしまいがちです。

 

エッセンシャル思考を身につけることのメリットは、「自分が本当にすべきことを明確にし、それに集中するための方法を学ぶことができる」ということです。

 

現代は嫌なことや不必要なこと沢山抱えて人生をすり減らしている人が沢山います。

 

それはなぜでしょう?

 

見栄ですか?

 

地位や名声欲ですか?

 

お金ですか?

 

エッセンシャル思考は、自分が一番大事なものを見極め、それ以外の選択肢を捨て、自分にとって大切なもののみに最大の力を発揮できるようにする考え方です。

 

不必要なものを捨てることの重要性

 

シンプルに生きるためには不必要なものを捨てる必要があります。捨てるということは自分にとって本当に必要なものとそうでないものを判断することです。捨てることで自分にとって必要なものが見えてきます。

 

家の中にある不要なものや不要な飲み会、不要な付き合い、不要な人間関係、不要な勉強、不要な仕事がはっきりと見えてきます。

 

このようにエッセンシャル思考は、大事なことを見極め、それ以外のことを捨て、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最高のパフォーマンスを発揮するための技術なのです。

 

エッセンシャル思考は、「正しいことをやり遂げる技術」

 

エッセンシャル思考は、大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最大の成果を上げることが目的です。

 

世の中にある大多数のものごとは自分の人生にとって不要です。

 

自分の人生にとって極少数の重要なことを選んで、それにエネルギーを集中させれば、見返りは非常に大きいものになります。

 

この考え方が身につくとよりシンプルに物事を考えることができるようになります。

 

自分が今までいかに無駄な雑念を抱え、無駄なことに囲まれて、時間やお金を浪費してつまらない時間を過ごしてきたかに気づくことができます。

 

自分自身、かつてはモノを買う時に悩むことが多くありましたが、本当に自分に必要なものかどうかというシンプルな基準を設けることで悩む回数も減り、買うもモノの数も減り、無駄な消費をすることもなくなりました。

 

このように思考がクリアになるとお金や時間に余裕ができてさらにシンプルな生活ができるようになりました。

 

「より少なく、より良く」という習慣が身についているのです。「Less is more.」です。

 

エッセンシャル思考を取り入れて英語を身につけて人生を好転させる

 

さてここからはエッセンシャル思考を英語学習にどう取り入れるのかということです。

 

f:id:gakuhan:20200205134757j:plain

 

この図は多くのものに手を出すと力が分散して前に進めなくなって成果が出にくくなるという状況を表しています。

 

多くの人の日常がこのような状態になってないでしょうか?

 

あれもこれもと色々なことに興味を持ち、注意がいきがちで結局自分が本当にやりたいことができなかったり、、いきたい場所に行けなかったり、過ごしたい人と一緒にいられなかったりしていませんか?

 

人生は限られた時間しかありません。

 

より少ない努力でより良い成果を上げるためには、必要なモノを選んで無駄なものを捨てることがとても重要です。

 

英語ができれば受験科目が免除になる学校が少なくありません。有名なところで言えば、僕が学生の頃から上智大学国際基督教大学などの一部の学部ではそのような状況でした。

 

全ての教科を満遍なくできるようにして難関校に合格するよりも、英語だけ飛び抜けてできるようになるとハイレベルな教育を受ける機会を得ることができます。

 

頭のいい人や勉強ができる人と競っても勝ち目がないのであれば英語だけ飛び抜けてできた方が人生突き抜ける可能性は高まります。

 

今後は急速なIT化やさらなるAI化によりほぼ確実に英語の必要性が高まる世の中になるでしょう。そして高校や大学なども英語ができる生徒を優遇する傾向は続くことが考えられます。

 

僕は偏差値60くらいの千葉県の公立高校に通っていました。人生の大逆転は英語しかないと思いました。それから英語だけはきちんと勉強をするようになりました。社会に出たら国際的な職場環境で英語を使って仕事をしたいと思い、テンプル大学Japanに進学しました。

 

日本にいながらにしてアメリカの大学で行われている授業を英語で受けられるという教育環境は留学費用を抑えることができたので僕にとって魅力的でした。

 

英語で授業が受けられるのでさらに英語力は伸びました。英語のレベルだけは当時日本にいる大学生の中ではトップクラスでした。そのため東大やハーバードなど世界のトップスクールを卒業したわけでもないのに、アメリカの金融機関に就職することができました。

 

このように高校時代から英語に全エネルギーを注ぎ、自分の武器にしていったことで、社会人になる頃には圧倒的な優位性を持つことができました。夢であった仕事につくことができ、同世代の人たちとは比べものにならないようなキャリアや収入を手にすることができました。

 

自分が考えていたことやしてきたことはエッセンシャル思考に近いことだったと思っています。頭の良くない自分がどうやったら仕事でのし上がっていけるのかを考えていました。そのためには日本社会で優遇されている「英語ができる人材」になることでした。そのことにエネルギーを集中させたことで効率よく結果を出すことができたと思っています。

 

まとめ

 

エッセンシャル思考は、少ない努力でより良い成果を生み出す方法です。そのためにはやることを減らして、人生をシンプルにし、自分にとって本当に重要なことだけに集中することです。

 

英語のスキルを身につけることは人生の檜舞台を日本に限定するのではなく、世界に広げることができます。多くのことを幅広く学ぶことは英語のスキルが身についてからでもいくらでもできます。まずは最小限の努力を効率よく英語学習に注ぐことで人生を大きく好転させてみてはいかがでしょうか?

 

この一冊の本であなたの人生を生きたい人生に変えてみて下さい。

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

  • 作者:グレッグ マキューン
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2014/11/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 原書はこちらです↓↓

Essentialism

Essentialism

  • 作者:Greg McKeown
  • 出版社/メーカー: Virgin General
  • 発売日: 2014/04/17
  • メディア: ペーパーバック
 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

合わせて読みたい参考記事:

www.blogblog.life