【英語が苦手な人必見】英語が出来なくても仕事で使う英語を習得する方法

皆さんこんにちは、英学です。

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英語が出来なくても英語を使う場面というのはこれから増えるでしょう。特に職場などで、今やっている仕事をする分には英語は必要ではないけれど、話せればより困ることがなくなるといった状況があると思います。

 

例えば、ホテルや旅館などの宿泊施設や、おみやげ屋さんなどの売店、バスやタクシーなど公共の乗り物など、直接お客さんと接する仕事をしている方などはこれに当てはまりますよね。

 

今回はこのような方達が英語とどう接し、学んだらいいのかを説明します。わざわざお金をかけて習うほどでもないし、でも知らないと困るなあといった感じの境遇にある方達です。

 

この記事を読めば、ある程度自分で英語を身につける方法が分かるようになります。そしてまた英語の必要性を実感することができると思いますので最後までご覧下さい。

 

「英語ができる」は「料理が作れる」と同じ

 

「英語ができる人」と聞くと、日本人でも外国人のようにどんなことでもなんでも思いついたことが英語で言えてしまう人のように思いますよね。

 

確かにそのような人もいるかも知れません。通訳者のような完璧なバイリンガルはいるでしょう。でも英語が堪能なほとんどの人はそこまで堪能ではありません。英語を考えながらだったり、つっかえながらだったり、言い澱みながら話をするのが普通です。僕もその部類に入ります。特に日常会話であればなおさらそうです。

 

帰国子女として長期間小さい時に英語圏で暮らしていたといった経験がないと英語と日本語を自由に行ったり来たりすることは難しいと思います。

 

多くの日本人は、「英語ができる人」というのはこのようなペラペラな人を思い描きますよね。どんな状況でもすぐに日本語で言いたいことを英語で言える人じゃないと「英語ができる」と思っていないから、ほとんどの人は英語なんかできるようにならないと思い込んでしまっているかのごとくです。

 

でも、仕事で「英語ができる」状態というのはレストランなどで「料理ができる」ということと、スキルを使うという意味では全く一緒です。

 

料理を作ることを仕事にしたことない人は、即座にある程度の食事を上手に作ることなどできません。料理が趣味で家で頻繁に台所に立つ人以外は、包丁を持つのもたどたどしいですよね。

 

英語も同じで、職場で使える状態にした英語は、職場でなら、即座に口をついて話すことは可能でも、それ以外の環境下で使われる英語は急にたどたどしくなってしまうものです。

 

だからこそ、仕事で使う英語というのは料理ができるという状態と似ているということなのです。職場で必要となるフレーズさえ押さえておけば、仕事をする上では全く困らなくなるのです。

 

英語が話せないのに、洋楽を上手に歌える人などはまさにそのような状態ですよね。

 

仕事で使う内容やフレーズというのはどのような仕事でもある程度は決まっています。とても限られているのです。頻繁に使う単語やフレーズ、文章などは決まりきっているのです。その全てを英語にして声に出してスラスラ言えるようにしておくだけで、誰でも「ビジネス英語ができる」状態になります。

 

仕事で使う英語は知っている英語の知識プラスαだけで十分通じる

 

例えば料理をする仕事であれば、職場で頻繁に使う調理道具や具材や調味料、調理方法などの単語は覚える必要があります。

 

ホテルで働いている従業員だったら「モノの名前」じゃなくてチェックインでの予約やチェックアウトでの精算時に使うやり取りなどを決まった表現や、館内の場所の名前や備品の英単語などを覚えればより実用的ですよね。

 

専門的に使う「モノの名前」やいつも繰り返し口にするフレーズを英語で覚えさえすれば、それだけである程度のことは英語で言い表すことができるようになります。

 

新たに知らなければならない単語やフレーズはそのくらいです。あとは全て中学や高校で習った単語の中で、まだ記憶に残っているものだけで十分です。それだけでも3000語くらいはあるはずなので、必要最低限の日常会話に十分の語彙力と言えるでしょう。

 

料理をする仕事の人が道案内の英語や、経済用語の英語などを知る必要はないのです。仕事で英語を使える、自分の仕事に関するビジネス英語ができるというのはそういうことです。

 

目的と終着点を決めて終わりの見えない状況をなくす

 

例えば接客英語を身につけたい、上達させたいのであれば、身につけるべきこと(量)と、身につけるためにかかる時間(期間)をはっきりさせることが大切です。

 

量の分からない、終わりのない作業ほど勉強でも仕事でも苦痛なことはありませんよね。明確な目標を持つことで無駄な努力をする必要もなくなります。

 

そして終着点に近づいていることが感じられればそれがモチベーションになり、到達した時は達成感を味わうことができます。

 

今後は日本にいても日本語だけしか知らないと困るようになる理由

「日本にいれば英語など出来なくても困らない」という言葉を聞くことがあります。でもこれを言う人は決まって日本から出たことがほとんどない人です。日本から出たことない人が「英語は出来なくても困らない」と言う言葉には全く説得力がありません。

 

そして、百歩譲ってこれまではそうだったかも知れないけれど、今後はそういうわけにはいかなくなるでしょう。

 

日本は超少子高齢化社会です。そして人口が急減しています。昨年2019年は初めて減少数が50万人の大台に乗りました。日本の人口が減る速度は加速しているわけです。

 

人口が減る国は国力が低下します。経済力も徐々に縮小していくことでしょう。給料も上がらないばかりか、下がっていくことが想定されます。

 

日本は人口が増えることを前提とした社会の仕組みの上に成り立っています。今後人口が減り、収入が減ることになれば、年金制度を始め様々な社会保障制度は今までのまま運用されるわけはありません。崩壊とまではいかないまでも、社会から受ける恩恵はどんどん少なくなっていくでしょう。

 

そうならないためにも政府は国をあげて外国人観光客や外国人労働者の数を増やそうとしています。今後この傾向は益々強まり、あらゆる地域やあらゆる業種で外国人と一緒に働いたり、外国人のお客さんを相手にしたりすることになることが予想されます。

 

「日本にいれば英語なんか話せなくても困らない」という状況はいよいよなくなっていくわけです。

 

まとめ:超少子高齢化と人口減少は英語のスキルを身につけることと密接に関係している

 

少子化や高齢化、人口減少など、日本が抱える社会問題は英語のスキルを身につける必要性ととても深い関係があります。

 

外国人と一緒に生活するほど密接な関わりがある人は限られているでしょう。でもお客さんが外国人、同僚の何人かが外国人ということは今後普通になる世の中です。

 

だからこそ、英語が全く出来なくても、自分の職場に必要なことを英語で説明出来たり、職務を遂行することくらいできるようになっておいたほうが仕事の自由度ややりがい、幸福度は上がるでしょう。

 

それだけでも、仕事で使う英語を習得する意義はとても大きいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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