【英学と英語を学ぼう】中1英語 Lesson 2 「一般動詞」

皆さんこんにちは、英学です。

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【英学と英語を学ぼう】中1英語

 

今回は、Lesson 2「一般動詞」です。

 

 

2種類の動詞

 

英語には2種類の動詞があります。

「Be動詞」「一般動詞」です。

 

前回、Lesson1で「Be動詞」を説明しました。

今回は、「一般動詞」について説明します。

 

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「一般動詞」とは?

 

1. 一般動詞は動きを表す言葉

 

I study English.

私は英語を勉強しています。

 

You teach English.

あなたな英語を教えています。

 

They use Engish in every day life.

彼らは日常生活で英語を使います。

 

2. 英語は言葉の順序(語順)が大切

 

上の文のように動詞は主語のすぐ後にきます。

(誰が)(どうする)(何を)の順番で並んでいます。

(どうする)の部分が動詞です。

 

3. 3人称を区別する

 

英語は主語=(誰)の話をしているかが大事です。

自分「I」、あなた「you」、それ以外?

 

自分「I」→1人称

あなた「you」→2人称

それ以外→3人称

 

主語が「I」と「you」(1人称と2人称)の場合は動詞は原型のまま使います。

それ以外(3人称)で単数の場合は動詞の最後に「s」をつけます。

(これを3人称+単数+現在形=3単現と呼ぶ。)

 

My friend asks me to go shopping.

私の友達は私に買い物に行こうとたずた。

 

My brother wakes up my mother.

私の弟は母を起こした。

 

4. 3単現の例外

 

3単現は主語が3人称で単数のことです。

主語が3人称で単数の場合は動詞に「s」をつけて区別します。

 

【例外】

 

3単現でも動詞の原型に「s」をつけない場合があります。

 

原型が変わる動詞

 

have→has

 

最後が「o」「ch」「sh」で終わる動詞は「es」をつけます。

go→goes

teach→teaches

watch→watches

wash→washes

 

最後が「y」で終わる動詞は「y」を「i」に変えて「es」をつけます。

 

study→studies

 

5. 主語が3人称複数の場合

 

主語が3人称複数の場合は、動詞は原型を使います。

 

My friend asks me to go shopping.

私の友達は私に買い物に行こうとたずた。

                    ↓↓↓

My friendask me to go shopping.

私の友達は私に買い物に行こうとたずた。

 

My brother wakes up my mother.

私の弟は母を起こした。

                    ↓↓↓

My brothers wake up my mother.

私の弟は母を起こした。

 

【ポイント】

動詞の最後に「s」をつける場合は主語が「I」と「you」以外で3人称単数の時だけ。

 

6. 三単現の区別の仕方

 

単数(1人、1つ)

複数(2人以上、2つ以上)

1人称

I

We、my brother and I など

2人称

you

you、you and my friendなど

3人称

he、she、it、my friend、the teacher、the student、the book など

they、my friends、children、the books など

7. 「Be動詞」「一般動詞」のまとめ

 

動詞は「Be動詞」と「一般動詞」の2種類ある。

 

「Be動詞」→イコールを表す。

「一般動詞」→動きを表す。

 

英語は主語に合わせて動詞の形を変えなければならない。

Be動詞は「am」「are」「is」の3種類。

一般動詞は原型と原型の最後に「s」がつく形の2種類

主語が「I」と「you」の場合は原型。

主語が「I」と「you」以外で単数の場合は動詞の最後に「s」をつける。

主語が「I」と「you」以外で複数の場合は動詞の原型を使う。

 

今回はここまで。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【英学と英語を学ぼう】中1英語 Lesson 1 「Be動詞」

皆さんこんにちは、英学です。

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【英学と英語を学ぼう】中1英語

 

今回は、Lesson 1「Be動詞」です。

 

 

英語の文は主語と動詞が必ず必要です。

人間の体に例えると骨と肉のような絶対に必要なものです。

 

主語は文の主人公。

動詞は動きを表す言葉。(走る、勉強する、遊ぶ、寝る)など

 

I sleep all night.

私は一晩中寝る。

 

上の文は「I」が主語で、「sleep」が動詞です。

 

主語は「I」「you」「we」「they」「he・she」など。

動詞は「Be動詞」と「一般動詞」の2種類がある。

 

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「Be動詞」とは?

 

1. Be動詞(am、are、is)はイコールを表す動詞です。

 

I am a teacher.

私は先生です。

 

You are a student.

あなたは生徒です。

 

He is my friend.

彼は私の友達です。

 

2. Be動詞の使い分け

 

Be動詞は主語によって使い分ける

 

自分の話をする時「I」→ am

あなたの話をする時「you」→ are

自分「I」やあなた「you」以外の1人の人や1つのモノの話をする時→ is

自分「I」やあなた「you」以外の2人以上の人や2つ以上のモノの話をする時→ are

 

3. 主語とBe動詞の組み合わせ

主語

Be動詞

I

am

you、we、they

the teachers、the students

my friends

are

he、she

the teacher、the student

my friend

is

 

今回はここまで。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【モチベーション上がります】人口フリーフォール時代に英語できた方がトクをする理由

皆さんこんにちは、英学です。

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英語はなんのために学習するのか?英会話はなんで必要なのか?その目的がハッキリしていない状況で勉強したり、トレーニングしていても意味ありますか?

 

学校の試験のためとか、受験のため、会社でTOEICの高スコアが求められているから、とかの理由はあると思いますが、その程度の理由で英語を勉強するのはつまらないですよね。

 

英語は目的があってこそ、身につける楽しさや喜びがあります。

 

今回は日本人全員にとって将来英語ができた方が圧倒的に得をする理由を説明します。この記事は英語を勉強する気になれない人やモチベーションがイマイチ上がらない人に最適です。記事を読んだ後は「英語は絶対身につけておかないとマズイ」という意識に変わると思います。

 

この記事で説明する英語を身につけた方が得をする理由は、日本国内で英語を使う機会が急激に増えていくことが予想されるからです。

 

現在もすでに外国人労働者や観光客の数はかなり増えてきましたよね。今後はより一層この傾向が強まることが予想されます。

 

政府は国を挙げてこの政策を実行中です。2020年までに外国人観光客数を4000万人に、2030年までに6000万人にすることを掲げています。

 

日本の人口フリーフォールを理解してこれから生きていく社会を予測する

 

なぜここまで観光客数を増やさなければいけないかというと日本社会が抱える超少子高齢化の問題に取り組むためです。日本は他の先進国とは比較にならない早さで少子高齢化が進んでいます。

 

日本の社会制度は全般的に経済成長が続くことと、人口が増加することを想定して作られています。日本の歴史が始まって以来ずっと日本の人口は増えてきました。人口が増えれば経済も成長するという健全な状態が続いてきました。

 

でも、2010年を境に日本の人口は減少し始めました。昨年2019年は減少した人数は初めて50万人の大台に乗りました。1年で日本人が50万人以上減ったのです。今後は数十年間の間、毎年50万人〜100万人くらいずつ日本の人口が減っていきます。

 

2019年に国内で生まれた日本人の子供の数は約86万4000人でした。一方で、死亡数は約137万6000です。死亡数から出生数を引くと人口の自然減は51万2000人です。自然減は2007年から13年連続で毎年、マイナス幅が大きくなっています。超少子高齢化による人口急減社会に突入しています。

 

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下の図は国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が作成した推計のグラフです。

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このグラフを見ると、平安時代の始め日本の人口は550万人ほどで、江戸時代くらいまでの800年間で約2倍ほどになってます。そして明治時代頃になると、約3500万人まで増加します。そしてその後約140年後の2010年くらいまで急増します。明治から平成までの人口増加はそれまでの日本の歴史から見ると異常なスピードですね。

 

そして現在2020年、人口減少が地方の自治体など小さな町や村などで深刻な影響を及ぼしはじめています。

 

推計によると、今後さらに減少の勢いは加速し、40年後の2060年には約8500万人とピークだった2010年の1億2800万人から4000万人以上減少し、さらにその40年後の2100年には約5000万人まで減少することが見込まれています。後80年で再び明治時代くらいの人口に逆戻りです。

 

2100年なんて遠い未来のことなど関係ないと思うかも知れませんが、今年生まれた子供が80歳になる頃です。今年成人を迎えた人が100歳を迎える頃です。自分には関係ないと思う方でも、お子さん、お孫さんが普通に存命していられるくらいの時代です。

 

少なからず人生100年時代と言われている中で、今後数十年生きる多くの日本人にとって今まで経験したことのない人口減の時代は、これまでの常識は全く通用しなくなると心得ていた方がいいでしょう。

 

日本の人口の変化を知れば英語の必要性が見えてくる

 

「人生ボーナス」、「人生オーナス」って聞いたことあるでしょうか?

 

人口ボーナスは、総人口に占める「働く人」の割合が増えて経済が成長する過程です。人口オーナスはその逆。とても簡単ですよね。

 

「働く人」の定義は「生産年齢人口」といって15~64歳の人達で主に経済を支える人のことです。14歳以下もしくは65歳以上の人を「従属人口」といいます。

 

日本は1950年代から1990年代半ばまで人口ボーナス期でした。高度経済成長期だった頃ですね。人口増加のみならず、働く人が増えたことは経済にとってとてもプラスに働きました。しかし1990年代に人口ボーナス期は終わってしまいました。人口ボーナス期は一度終わると二度と来ないといわれています。

 

1990年代以降は人口オーナス期に入りました。人口ボーナスと反対の状態です。総人口に占める「子供や高齢者など従属人口」の割合増えて経済が停滞する状態のことです。

 

オーナス(onus)という単語は「負担・重荷」を意味します。人口構成が経済にとって負担になっている状態です。

 

日本は1990年代から、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国といった国々もすでに人口オーナス期に突入しています。

 

日本の生産年齢人口は2019年時点で約7500万人で全体の約60%。1992年の約70%をピークにその割合は減少し、2065年には約4000万人(全体の約50%)にまで落ち込むと予想されています。

 

100人暮らす村で70人が働いていて30人が働いていない状況から、働き手が50人しかいなくなったら大変ですよね。

 

このように生産年齢人口の割合や生産年齢人口そのものの数が減るということは、働く人の数が減るということです。当然、国の経済成長を示す国内総生産GDP)も落ち込む傾向が強まります。国全体が蓄積してきた富も少しずつ切り崩していかなければならないでしょう。

 

このままでは日本の社会保障制度の維持が難しくなる

 

今の社会制度は人口が増え、経済が成長し続けることが前提で成り立っています。人口が減り、経済が低迷すると年金などの社会保障制度の維持が益々難しくなります。日本の年金制度は高齢者の年金を生産年齢人口が負担する方式で成り立っているため、人口オーナスが進めば進むほど現役世代の負担は重くなります。

 

2019年時点で現役世代2.1人が1人の高齢者を支えなければいけない状況となっています。高度経済成長期には10人以上で1人の高齢者を支えればいいという状況でした。その当時と比べると、いかに現役世代の負担が大幅に増えたかよく分かりますよね。そして今後はさらに少ない人数でより多くの高齢者をサポートする状況になることがほぼ確実です。

 

多様な人員が働きやすい世の中に変化する必要がある

 

生産年齢人口が減少する中で生産性を維持するために今まで以上に高齢者や出産後の女性などが働ける世の中にしていく取り組みが進められています。そのために多様な人材の雇用促進や、あらゆる人が働きやすい職場環境の整備なども必要になってきます。

 

そして多様性という意味では外国人労働者の参入も大きな注目を集めるようになってきました。これこそがまさに国内にいても英語を身につけた方がトクをする話につながってきます。

 

これからは日本国内でも様々な分野で外国人労働者が活躍する時代になります。そして日本国内の隅々まで外国から観光客が訪れるのが当たり前になっていきます。

 

主要な観光名所からその傾向は強まり、ゴールデンルートと呼ばれる場所以外にも沢山の外国人が訪れる時代が来ることが予想されています。今もすでにそうなっている場所がありますよね。

 

人口減少による経済力の低下や高福祉化は高齢者や今まで働いていなかった女性の活用などでは追いつかず、今後は海外からの外国人の流入によって補われることになります。

 

まとめ:全ての職業で英語が求められる社会に変わる

 

今まではある特定の業種や職種の人しか英語を使う機会はありませんでしたが、これからはほぼ全てと言っていいくらい英語が出来た方が有利だったりトクをする状況に職場環境が変化していくでしょう。

 

今まで外国人が来なかったような地方で働く人でも外国人観光客を相手にする機会が増えるでしょう。農業や漁業などの第一次産業は極度な人手不足に陥っているため、人手を賄うために海外から外国人労働者を迎えるケースが今後益々増えるでしょう。

 

将来の日本社会にとって消費者確保、労働者確保に外国人は欠かせない存在です。だからこそ中学英語・高校英語で習った知識だけで十分なので、それを使える状態にしておくことがとても大切です。

 

英語を勉強する、トレーニングする目的やモチベーションが明確になりましたか?今回の内容はこの記事を読んでいる一人一人の明確な目標に落とし込めることだと思います。英語を身につけることに限りませんが、目標が明確であればあるほどモチベーションは上がり、上達も早くなるでしょう。そして期限も設定すると尚いいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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【英語が苦手な人必見】英語が出来なくても仕事で使う英語を習得する方法

皆さんこんにちは、英学です。

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英語が出来なくても英語を使う場面というのはこれから増えるでしょう。特に職場などで、今やっている仕事をする分には英語は必要ではないけれど、話せればより困ることがなくなるといった状況があると思います。

 

例えば、ホテルや旅館などの宿泊施設や、おみやげ屋さんなどの売店、バスやタクシーなど公共の乗り物など、直接お客さんと接する仕事をしている方などはこれに当てはまりますよね。

 

今回はこのような方達が英語とどう接し、学んだらいいのかを説明します。わざわざお金をかけて習うほどでもないし、でも知らないと困るなあといった感じの境遇にある方達です。

 

この記事を読めば、ある程度自分で英語を身につける方法が分かるようになります。そしてまた英語の必要性を実感することができると思いますので最後までご覧下さい。

 

「英語ができる」は「料理が作れる」と同じ

 

「英語ができる人」と聞くと、日本人でも外国人のようにどんなことでもなんでも思いついたことが英語で言えてしまう人のように思いますよね。

 

確かにそのような人もいるかも知れません。通訳者のような完璧なバイリンガルはいるでしょう。でも英語が堪能なほとんどの人はそこまで堪能ではありません。英語を考えながらだったり、つっかえながらだったり、言い澱みながら話をするのが普通です。僕もその部類に入ります。特に日常会話であればなおさらそうです。

 

帰国子女として長期間小さい時に英語圏で暮らしていたといった経験がないと英語と日本語を自由に行ったり来たりすることは難しいと思います。

 

多くの日本人は、「英語ができる人」というのはこのようなペラペラな人を思い描きますよね。どんな状況でもすぐに日本語で言いたいことを英語で言える人じゃないと「英語ができる」と思っていないから、ほとんどの人は英語なんかできるようにならないと思い込んでしまっているかのごとくです。

 

でも、仕事で「英語ができる」状態というのはレストランなどで「料理ができる」ということと、スキルを使うという意味では全く一緒です。

 

料理を作ることを仕事にしたことない人は、即座にある程度の食事を上手に作ることなどできません。料理が趣味で家で頻繁に台所に立つ人以外は、包丁を持つのもたどたどしいですよね。

 

英語も同じで、職場で使える状態にした英語は、職場でなら、即座に口をついて話すことは可能でも、それ以外の環境下で使われる英語は急にたどたどしくなってしまうものです。

 

だからこそ、仕事で使う英語というのは料理ができるという状態と似ているということなのです。職場で必要となるフレーズさえ押さえておけば、仕事をする上では全く困らなくなるのです。

 

英語が話せないのに、洋楽を上手に歌える人などはまさにそのような状態ですよね。

 

仕事で使う内容やフレーズというのはどのような仕事でもある程度は決まっています。とても限られているのです。頻繁に使う単語やフレーズ、文章などは決まりきっているのです。その全てを英語にして声に出してスラスラ言えるようにしておくだけで、誰でも「ビジネス英語ができる」状態になります。

 

仕事で使う英語は知っている英語の知識プラスαだけで十分通じる

 

例えば料理をする仕事であれば、職場で頻繁に使う調理道具や具材や調味料、調理方法などの単語は覚える必要があります。

 

ホテルで働いている従業員だったら「モノの名前」じゃなくてチェックインでの予約やチェックアウトでの精算時に使うやり取りなどを決まった表現や、館内の場所の名前や備品の英単語などを覚えればより実用的ですよね。

 

専門的に使う「モノの名前」やいつも繰り返し口にするフレーズを英語で覚えさえすれば、それだけである程度のことは英語で言い表すことができるようになります。

 

新たに知らなければならない単語やフレーズはそのくらいです。あとは全て中学や高校で習った単語の中で、まだ記憶に残っているものだけで十分です。それだけでも3000語くらいはあるはずなので、必要最低限の日常会話に十分の語彙力と言えるでしょう。

 

料理をする仕事の人が道案内の英語や、経済用語の英語などを知る必要はないのです。仕事で英語を使える、自分の仕事に関するビジネス英語ができるというのはそういうことです。

 

目的と終着点を決めて終わりの見えない状況をなくす

 

例えば接客英語を身につけたい、上達させたいのであれば、身につけるべきこと(量)と、身につけるためにかかる時間(期間)をはっきりさせることが大切です。

 

量の分からない、終わりのない作業ほど勉強でも仕事でも苦痛なことはありませんよね。明確な目標を持つことで無駄な努力をする必要もなくなります。

 

そして終着点に近づいていることが感じられればそれがモチベーションになり、到達した時は達成感を味わうことができます。

 

今後は日本にいても日本語だけしか知らないと困るようになる理由

「日本にいれば英語など出来なくても困らない」という言葉を聞くことがあります。でもこれを言う人は決まって日本から出たことがほとんどない人です。日本から出たことない人が「英語は出来なくても困らない」と言う言葉には全く説得力がありません。

 

そして、百歩譲ってこれまではそうだったかも知れないけれど、今後はそういうわけにはいかなくなるでしょう。

 

日本は超少子高齢化社会です。そして人口が急減しています。昨年2019年は初めて減少数が50万人の大台に乗りました。日本の人口が減る速度は加速しているわけです。

 

人口が減る国は国力が低下します。経済力も徐々に縮小していくことでしょう。給料も上がらないばかりか、下がっていくことが想定されます。

 

日本は人口が増えることを前提とした社会の仕組みの上に成り立っています。今後人口が減り、収入が減ることになれば、年金制度を始め様々な社会保障制度は今までのまま運用されるわけはありません。崩壊とまではいかないまでも、社会から受ける恩恵はどんどん少なくなっていくでしょう。

 

そうならないためにも政府は国をあげて外国人観光客や外国人労働者の数を増やそうとしています。今後この傾向は益々強まり、あらゆる地域やあらゆる業種で外国人と一緒に働いたり、外国人のお客さんを相手にしたりすることになることが予想されます。

 

「日本にいれば英語なんか話せなくても困らない」という状況はいよいよなくなっていくわけです。

 

まとめ:超少子高齢化と人口減少は英語のスキルを身につけることと密接に関係している

 

少子化や高齢化、人口減少など、日本が抱える社会問題は英語のスキルを身につける必要性ととても深い関係があります。

 

外国人と一緒に生活するほど密接な関わりがある人は限られているでしょう。でもお客さんが外国人、同僚の何人かが外国人ということは今後普通になる世の中です。

 

だからこそ、英語が全く出来なくても、自分の職場に必要なことを英語で説明出来たり、職務を遂行することくらいできるようになっておいたほうが仕事の自由度ややりがい、幸福度は上がるでしょう。

 

それだけでも、仕事で使う英語を習得する意義はとても大きいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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「エッセンシャル思考」を英語学習者のモチベーションに活かす

皆さんこんにちは、英学です。

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英語学習の目的は人それぞれだと思います。学校や会社で求められている試験に合格するためだったり、好スコアを取るためだったり、使える英語を身につけるためだったり様々です。

 

日本において英語ができるということは特別な意味を持っています。例えば英語が飛び抜けて出来ると他の受験科目が免除されたり、英語ができることで僕みたいに優秀じゃなくても世界中のエリートが集まるウォール・ストリートで働くインベストメントバンカーの一員として働くことができたりします。

 

全ての教科を満遍なくできるようにするのではなくて、英語学習に集中することによって得られるメリットは絶大です。

 

1つのことに集中するという考え方は非常に重要で世界的ベストセラーになった「エッセンシャル思考」という本にもこのことの重要性が書かれています。

 

今回はこの本の内容を共有して、英語学習に結びつけて考えることによって皆さんのモチベーションにしてもらえたら嬉しいです。

 

この記事を読み終えたら、皆さんのモチベーションが上がり、より英語学習に集中することができると思います。そして「シンプル」な考え方を持って自分の人生と向き合うことができると思います。

 

エッセンシャル思考とは?

 

まず、皆さんは、

 

「時間の使い方やお金の使い方を自分で選んでいますか?」

 

嫌々学校行っていたり、仕事に行っていたりしませんか?

 

嫌な時間に起きて、混雑する電車やバスに乗って、嫌な学校や職場で嫌な人と接して、嫌な時間をすり減らし、気づいてみたら結構嫌だと思うような人生を過ごしていませんか?

 

「こんなはずじゃなかった!」そんな風に思っていませんか?

 

もしそうだったらなんでそんなこと続けているのでしょう?

 

「エッセンシャル思考」で伝えている内容は、「いかに無駄を省いて自分が本当にやるべきこと、大切なことに集中するか」ということです。

 

人生の優先順位を自分で考えて選ぶ

 

目覚ましいネットの進化もあって、現代はあまりにも沢山の情報があふれていて注意散漫になる傾向があります。選択肢が多すぎて、選択の機会がありすぎて正しい判断ができなくなっているのです。

 

また、SNSなどを日常的に目にするようになってからは、他人からの影響力が大きくなり、色々なことを「全てやりたい」という意識になりがちです。

 

そして、ネットを見たりYouTubeを見たり、SNSを見たりしていてつい「自分が本当にすべきこと」に集中できない状況になってしまいがちです。

 

エッセンシャル思考を身につけることのメリットは、「自分が本当にすべきことを明確にし、それに集中するための方法を学ぶことができる」ということです。

 

現代は嫌なことや不必要なこと沢山抱えて人生をすり減らしている人が沢山います。

 

それはなぜでしょう?

 

見栄ですか?

 

地位や名声欲ですか?

 

お金ですか?

 

エッセンシャル思考は、自分が一番大事なものを見極め、それ以外の選択肢を捨て、自分にとって大切なもののみに最大の力を発揮できるようにする考え方です。

 

不必要なものを捨てることの重要性

 

シンプルに生きるためには不必要なものを捨てる必要があります。捨てるということは自分にとって本当に必要なものとそうでないものを判断することです。捨てることで自分にとって必要なものが見えてきます。

 

家の中にある不要なものや不要な飲み会、不要な付き合い、不要な人間関係、不要な勉強、不要な仕事がはっきりと見えてきます。

 

このようにエッセンシャル思考は、大事なことを見極め、それ以外のことを捨て、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最高のパフォーマンスを発揮するための技術なのです。

 

エッセンシャル思考は、「正しいことをやり遂げる技術」

 

エッセンシャル思考は、大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最大の成果を上げることが目的です。

 

世の中にある大多数のものごとは自分の人生にとって不要です。

 

自分の人生にとって極少数の重要なことを選んで、それにエネルギーを集中させれば、見返りは非常に大きいものになります。

 

この考え方が身につくとよりシンプルに物事を考えることができるようになります。

 

自分が今までいかに無駄な雑念を抱え、無駄なことに囲まれて、時間やお金を浪費してつまらない時間を過ごしてきたかに気づくことができます。

 

自分自身、かつてはモノを買う時に悩むことが多くありましたが、本当に自分に必要なものかどうかというシンプルな基準を設けることで悩む回数も減り、買うもモノの数も減り、無駄な消費をすることもなくなりました。

 

このように思考がクリアになるとお金や時間に余裕ができてさらにシンプルな生活ができるようになりました。

 

「より少なく、より良く」という習慣が身についているのです。「Less is more.」です。

 

エッセンシャル思考を取り入れて英語を身につけて人生を好転させる

 

さてここからはエッセンシャル思考を英語学習にどう取り入れるのかということです。

 

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この図は多くのものに手を出すと力が分散して前に進めなくなって成果が出にくくなるという状況を表しています。

 

多くの人の日常がこのような状態になってないでしょうか?

 

あれもこれもと色々なことに興味を持ち、注意がいきがちで結局自分が本当にやりたいことができなかったり、、いきたい場所に行けなかったり、過ごしたい人と一緒にいられなかったりしていませんか?

 

人生は限られた時間しかありません。

 

より少ない努力でより良い成果を上げるためには、必要なモノを選んで無駄なものを捨てることがとても重要です。

 

英語ができれば受験科目が免除になる学校が少なくありません。有名なところで言えば、僕が学生の頃から上智大学国際基督教大学などの一部の学部ではそのような状況でした。

 

全ての教科を満遍なくできるようにして難関校に合格するよりも、英語だけ飛び抜けてできるようになるとハイレベルな教育を受ける機会を得ることができます。

 

頭のいい人や勉強ができる人と競っても勝ち目がないのであれば英語だけ飛び抜けてできた方が人生突き抜ける可能性は高まります。

 

今後は急速なIT化やさらなるAI化によりほぼ確実に英語の必要性が高まる世の中になるでしょう。そして高校や大学なども英語ができる生徒を優遇する傾向は続くことが考えられます。

 

僕は偏差値60くらいの千葉県の公立高校に通っていました。人生の大逆転は英語しかないと思いました。それから英語だけはきちんと勉強をするようになりました。社会に出たら国際的な職場環境で英語を使って仕事をしたいと思い、テンプル大学Japanに進学しました。

 

日本にいながらにしてアメリカの大学で行われている授業を英語で受けられるという教育環境は留学費用を抑えることができたので僕にとって魅力的でした。

 

英語で授業が受けられるのでさらに英語力は伸びました。英語のレベルだけは当時日本にいる大学生の中ではトップクラスでした。そのため東大やハーバードなど世界のトップスクールを卒業したわけでもないのに、アメリカの金融機関に就職することができました。

 

このように高校時代から英語に全エネルギーを注ぎ、自分の武器にしていったことで、社会人になる頃には圧倒的な優位性を持つことができました。夢であった仕事につくことができ、同世代の人たちとは比べものにならないようなキャリアや収入を手にすることができました。

 

自分が考えていたことやしてきたことはエッセンシャル思考に近いことだったと思っています。頭の良くない自分がどうやったら仕事でのし上がっていけるのかを考えていました。そのためには日本社会で優遇されている「英語ができる人材」になることでした。そのことにエネルギーを集中させたことで効率よく結果を出すことができたと思っています。

 

まとめ

 

エッセンシャル思考は、少ない努力でより良い成果を生み出す方法です。そのためにはやることを減らして、人生をシンプルにし、自分にとって本当に重要なことだけに集中することです。

 

英語のスキルを身につけることは人生の檜舞台を日本に限定するのではなく、世界に広げることができます。多くのことを幅広く学ぶことは英語のスキルが身についてからでもいくらでもできます。まずは最小限の努力を効率よく英語学習に注ぐことで人生を大きく好転させてみてはいかがでしょうか?

 

この一冊の本であなたの人生を生きたい人生に変えてみて下さい。

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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Essentialism

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【英検1級合格ホルダーが教える】「英検1級でる準パス単」2400語を1ヶ月で覚えた方法

皆さんこんにちは、英学です。

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 英語学習に大切な知識は単語と文法です。多くの皆さんは中学生や高校生である程度身についていることでしょう。「使える英語」を身につけるためにはこれを音声とセットでインプットしておかないといけません。

 

日常会話ができるようになるために英語を勉強するのであれば、中学英語で習った内容を「分かる」レベルから「できる」レベルに引き上げることが最重要であり、あまり新しい単語を覚えることは必要ではないかもしれません。すでに知っている単語を正しく使えるようなトレーニングをするだけでかなり通じるようになります。

 

でもそれ以上のレベルの英語力を目指しているのであればもっと単語力を増やす必要があります。

 

今回は僕が昨年2019年に英検1級を受験する時に有効だった単語の覚え方をお伝えします。当時僕は47歳です。決して若いとは言えない年齢で、銀行員として働きながら、国内最高峰の英語の試験(英検1級)に出題される単語を覚えた方法はかなり多くの人にとって再現性のある方法だと確信しています。

 

ちなみに単語を覚える直前の僕の英語力はTOEIC900レベルでした。単語力に関しては英検1級受験者用の単語帳「でる順パス単」を見ても2割くらいしか分からない状況でした。

 

英検1級というのはTOEICなどとは比べものにならないほど試験範囲の単語量は多く難しいものばかりです。そのような普段、少なくとも日本で生活している限りほとんど使わないような英単語を短期間で覚えるのは簡単ではありません。

 

それにも関わらず1ヶ月で2400語を覚えた方法は多くの英語学習者にとって有益な情報になるのではないかと思いましたので、その方法を共有することで、一人でも多くの英語学習者の参考になればと思います。

 

 

【音声アプリ対応】英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

【音声アプリ対応】英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2012/03/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

最初に単語帳に載っている全ての単熟語を3種類に分ける

 

まず最初は仕分けです。

 

単語帳に載っている全ての単熟語を3種類に分けます。

 

知っている単塾語・あやふやな単塾語・知らない単塾語です。知っている単塾語は◯、あやふやな単塾語は△、知らない単塾語は×の印をつけます。

 

◯印がついたものはもう見る必要ありません。×印がついたものはひとまず置いておきます。そして△印がついたものをまず徹底的に覚えます。

 

全く知らない×印のものよりもはるかに楽に覚えることができるからです。ある程度最初はスピーディーに覚えられることを実感してモチベーションを高めることが大切です。

 

エビングハウス忘却曲線を意識して覚える

 

人間は一度新しいことを覚えると20分後には約半分近くのことを忘れることが過去の実験で証明されています。そして24時間後には覚えたことの7割以上は忘れてしまいます。

 

これは実験で証明された動かしようのない事実です。

 

エビングハウスはドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスです。彼はかつて馴染みのない無意味な音節を記憶し、どのくらいの難易度で思い出すことができるのかという実験をしてます。

 

難しい説明は省きますが、覚えたことを時間の経過と共にどのくらい忘れるかということが示されていて、興味深いので以下に記しました。

 

20分後:42%忘れる

1時間後:56%忘れる

1日後:74%忘れる

1週間後:77%忘れる

1ヶ月後:79%忘れる

 

 

単語や熟語を覚えてから時間が長く経つほど、記憶したことを思い出すことが難しくなるということを証明したものです。誰が考えても容易に想像できることだと思いますが、これを実験によって証明したわけです。

 

詳しく知りたい方は以下を参照してみてください。

 

忘却曲線 - Wikipedia

ja.wikipedia.org

 

大切なことは「ふーん、そりゃそうだよね。」で終わらせないことです。

 

人間はどんな人でも多かれ少なかれこのようなペースで覚えたことを忘れるということです。頭がいい人も、記憶力がいい人も、みんな同じということです。

 

じゃあ、このことからどうしたら一番効率的に単語を覚えることができるのかを考えるわけです。それは出来るだけ早いタイミングで復習するとより負担が少なく、早く効率的に記憶が定着しやすくなるということです。

 

逆に言うと、1つずつ完璧に覚えてからじゃないと先に進まないような覚え方をしていると、いつまでたっても先に進めないと言うことです。

 

1つの単熟語を覚えるのにどれだけ時間やエネルギーをかけたかではなく、一定の期間にどれだけ頻繁に同じ単熟語を見たかが重要だと言うことです。多くの単熟語を短期間に触れ、それを何度も繰り返すのが最も効率がいい覚え方なのです。

 

そして、それを可能な限り音読と指でなぞりながら覚えます。ワーキングメモリーという運動記憶を活性化させて目、耳、口、指、体の4カ所の部分を総動員することで、目視のみの場合と比べて4倍記憶が定着しやすくなります。

 

まずはエビングハウス忘却曲線のことを理解して頂けたでしょうか?この事実を知らないでむやみやたらに単語を覚えてもとても非効率だということです。

 

それではどのような覚え方をしていたかをお伝えしていきます。

 

「でる準パス単」2400語を1ヶ月で覚えた方法

 

まず1日に200語ずつ目を通すように決めました。

 

朝、200語に目を通します。あくまでも流し読みで覚えようとはしません。この時日本語の意味と英単語を照らし合わせながら声に出します。同時に指で声に出している言葉をなぞります。

 

夜、朝目を通した200語を復習します。復習といっても朝やった同じやり方で目を通すだけです。覚えようとはしません。

 

2日目の朝、前日に朝晩目を通した200語にもう一度目を通します。(覚えようとしない)、そして新たに200語を追加して前日の朝晩にやったのと全く同じように目を通します。

 

2日目の夜、朝追加した200語と前日の200語を復習します。目を通すだけです。

 

これを続けるだけです。1日目だけは200語だけ目を通すことになりますが、2日目以降は400語に目を通します。

 

そして10日経つと2000語目を通したことになります。

 

僕は最初に◯△×の3種類に分類した時に◯が2割くらいあったので、実際にこの覚え方で回していたのは△と×印がついた1900語ほどでした。

 

10日で1語につき4回目を通す作業をしたことになります。これを次の10日間、そしてもう次の10日間やると1ヶ月で1語につき12回目を通したことになります。

 

一月に12回目を通すと意外と記憶に残るものです。後半はある程度覚えた単語が増えるので、まだ覚えていない残りの単語を覚えなきゃという意識が自然と出てくるようになり、単語の暗記が自ずと加速します。

 

僕の場合は2019年1月27日試験を目指して2018年10月10日からこの方法で単語を覚え始め、2018年の年末まで2ヶ月半くらいずっと朝晩繰り返しました。慣れれば朝晩5分くらいしかかからないので、確認するといった感じでした。

 

おかげで本番の試験の語彙問題は25問中22問正解でした。受験を決めて勉強を始めた当初は過去問を見てもほとんど知らない単語でしたが、「でる順パス単」をほぼ覚えたらかなり自信を持って正答することができていました。

 

まとめ:脳の構造、記憶のメカニズムを制するものは単熟語の暗記を制する

 

英単語に限らず多くの人にとって暗記は苦痛な作業だと思います。自分もいざ英検1級合格を目指したものの、膨大な単語量をどう攻略しようかと悩みました。

 

でも生物学的に証明された脳のメカニズムなどをしっかりと理解し、最も効率的な覚え方を取り入れたことで最短で最良の結果を出すことができました。

 

この結果から言えることは記憶は年齢や、やる気など肉体的、精神的状態や感情的な要素ではなく、脳の機能や能力の限界を知り、それをうまくサポートするような効果的な行動を取ることで不可能とも思えるような短期間での単語の暗記を可能にしたのだと思います。

 

ポイントは、

 

1. 一度目を通した単語は出来るだけ早い段階で復習する

2. 音読をし音とセットで覚える

3. 指で単語をなぞって運動記憶を活性化させる

4. 繰り返し反復する

 

です。

 

効果は実証済みですので折り紙付きです。かなり高い確率で再現性のある単語の暗記法であることを確信しているので是非、取り入れてみて下さい。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【英検1級ホルダーがオススメする英語学習法】楽しみながら学べる子供向けアニメ活用術

皆さんこんにちは、英学です。

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日本人の英語学習者の多くは英語を聞くことに慣れていません。外国人の友達がいたり、英会話レッスンを受けている人はある程度英語の音を聞く機会があるかも分かりませんが、日常生活に英語を聞く機会を取り入れると飛躍的にリスニング力が向上します。

 

中でも子供向けアニメはリスニング強化にとてもオススメです。表情が豊かでとても分かりやすいので楽しく使える英語が身につく方法として多くの英語学習者の役に立つと思います。

 

特に英語学習を始めたばかりの方はなかなかすぐに上達が感じられないので、英語学習を続けられなくなってしまう人が沢山います。何でも最初が一番大変です。人間は新しい知識や情報が脳に入ってくることをとてもストレスに感じますし、それを拒もうとします。段々と慣れてくればより楽に学習できるようになるので、特に最初は毎日続けることを強く意識しましょう。

 

また英語学習に行き詰まっていたり、伸び悩んでいて低空飛行が続くような時にも英語学習を続けるために子供向けアニメはとてもオススメです。難しい単語や文法の知識を詰め込んだり、興味の持てない知識を暗記する時間があったら、騙されたと思って子供向けアニメを活用してみて下さい。

 

この記事では限りある人生の時間を排除し、特に英語学習の初心者が途中で挫折しないためにも、英語の子供向けアニメの効果的な活用方法を解説します。

 

英語学習の方法は沢山あります。選択肢が色々あることを知らないで無駄に遠回りをしてしまっている人も少なからずいます。より早い段階で自分に合った方法や、楽しめる方法が見つかればよりいいスタートが切れますよね。そして、より簡単に継続することができることでしょう。

 

英語学習に子供向けアニメを活用する方法は、僕が学生時代に取り入れていたことでもあります。英検やTOEICなどで固い内容のリスニングができても、アニメの中で使われている英語が聞き取れるとは限りません。むしろ子供向けアニメで話されている英語を身につけることができれば、英語をしゃべることに不自由しなくなります。

 

この記事を読めば子供向けアニメの活用法が分かります。そして、後半はオススメの動画配信サービスも紹介しているので是非最後までご覧頂き参考にしてみて下さい。

 

子供向けアニメが英語学習者にオススメな理由

 

いくら英語学習のためとはいえ、大人が子供向けアニメを観ることに抵抗を感じる方もいるでしょう。でも子供向けアニメほど英語のリスニング力を簡単に高めてくれる手段はないと思います。僕が英語学習者に子供向けのアニメをオススメする理由は4つあります。順番に説明していきます。

 

理由1. 子供向けアニメには難しい単語や表現が出てこない

 

子供はまだ言葉を習得する過程にあります。だからこそアニメの中には難しい単語やフレーズがほとんど含まれていません。子供向けアニメは子供も分かるとても簡単で馴染みのある単語が繰り返し使われていることが多いわけです。

 

これって英語学習の初心者にとっては最高じゃないですか?

 

知っている単語やフレーズが多ければ多いほど、初心者でもストーリーが把握しやく、聞き取りやすいですよね。

 

理由2. 物語が単純で分かりやすいからずっと観ていられる

 

同じアニメでも大人向けのものだと話の内容が複雑だったりします。もちろん使われる単語やフレーズも簡単なものばかりではなくなりますよね。場合によってはスラングが使われたり、英語圏の習慣や文化がある程度分からないと理解出来ない言い回しが使われていたりします。

 

何度聞いても分からない表現や、字幕を見ても分からないような言い回しが登場したりすると、途中で嫌になってしまうリスクがあるわけです。

 

その点、子供向けのアニメであれば子供が理解できる単純なストーリーばかりなので、あらすじを追うのにそれほど苦労しません。英語学習者にとっては簡単に理解できる物語だと分かりやすいし、自信もつき、成長が感じられるのでモチベーションも保てますよね。

 

理由3. アニメーションが理解を助けてくれる

 

子供向けアニメの特徴は子供が飽きないように登場人物の動きが大きかったり、喜怒哀楽がハッキリしている傾向があるります。だから、仮に聞き取りにくい部分があっても映像を見ていれば大体推測ができます。あらすじが分からない状態にならなければ継続して観ることが出来ますよね。

 

このように子供向けに作られているアニメだからこそ、より簡単に理解しやすい工夫がされているので、ネイティブの子供と同じように英語を学ぶ過程にある英語学習者にとっては教材としてとても優れているわけです。

 

理由4. 日常会話や口語表現が多い

 

子供向けアニメには我々日本人の英語学習者があまり使う機会がない日常会話が多く含まれています。学校などで習う英語はより難しい単語や文章を理解するための学習になりがちです。そのため初歩的な日常会話や口語的な表現がそれほど身についていない人が少なくありません。

 

まずは日常会話のレベルのリスニングができるようになりたい方は、ネイティブがよく使う表現を子供向けアニメから沢山学ぶことが有効です。

 

子供向けアニメの活用方法

 

ここからは具体的にどんな感じで子供向けアニメを英語学習に取り入れればいいのかを解説していきます。効果的に「使える英語」を身につけるためのヒントになるので最後までご覧下さい。

 

まずは字幕を使います。最初からスクリプトを見ながらアニメを観ることをオススメします。分からない状態で音だけ耳に入れても効率的なリスニング学習にはなりません。

 

それでも最初は半分くらいしか理解出来ないかも分かりません。分からない、聞き取れない部分は重点的に日本語の字幕でどんなことが話されているのかを確認しましょう。

 

会話の内容を理解し、あらすじが分かった上でもう一度英語の字幕で実際に使われている英語表現を確認します。クリアに英語が聞き取れるまで英語の字幕で繰り返し観て、ストーリーのほぼ全てを理解しましょう。そして最後は字幕なしでキチンと英語が聞き取れているか確認します。これで1つのストーリーを仕上げることが出来ます。

 

子供向けアニメが観れる動画配信サービス

 

最近では複数の動画配信サービスがとても安い価格で沢山の番組を配信しています。月額500円程度から豊富なコンテンツを楽しむことができるのでとてもオススメです。どのサービスも1ヶ月くらいの無料体験があるので、まずは会員登録をしてみて自分に合ったものを継続するといいと思います。

 

Amazon Prime Video

 

月額500円払ってAmazonのプライム会員になればドラマやTV番組、アニメが見放題です。他の動画配信サービスに比べるとアニメの種類はやや少なめですが、月額500円ととにかく安い!最近ではNHKの人気番組も観れるようになったのでかなりお得感を感じることができると思います。

 

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Netflix

 

月額800円から映画やアニメ、TV番組が楽しめるオンデマンドの動画配信サービスで、国内アニメも英語の字幕や音声で観ることが出来ます。国内のアニメは馴染みのあるものも多いのでいきなり海外の番組を見ることに抵抗がある方にオススメです。

Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!

 

Hulu

 

月額1000円程度で映画、ドラマ、アニメが見放題になるサービスです。Amazonプライムよりアニメの種類は豊富ですが、日本のアニメが多いのが特徴です。

Hulu(フールー): 人気映画、ドラマ、アニメが見放題!【お試し無料】

 

まとめ:子供向けアニメはノンネイティブの英語学習に最適です

 

子供の頃はみんなアニメが大好きでしたよね。日本はマンガ文化もあります。大人になってからはアニメやマンガなど観ることは少なくなりましたが、英語学習をきっかけにまたハマってしまうかも知れません。

 

英語学習は継続しないことには上達しません。だからこそハマるくらいのものが必要なのです。誰もが続けやすいアニメで毎日のように気軽に楽しみながら英語学習を継続できるようになることを願っています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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【危険!】英検1級合格者が警告する 英語学習の初心者がしてはいけない3つの勉強法

 皆さんこんにちは、英学です。

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ネット上に無数にある英語学習に関する情報の中には良いものも悪いものも沢山あります。ただ有益な情報を収集できたとしても順序を間違えてしまうと、費やした時間やエネルギーに対してあまり効果が得られないという結果になってしまいます。

 

特に英語学習の初心者が英語のスキルを身につける場合はとりわけ順序が大切ですし、学習する質や量のことも真剣に考えなくてはいけません。

 

この記事では限りある人生の時間を無駄に使ってしまわないためにも英語学習の初心者がしてはいけない3つの勉強法を解説します。初心者がしてはいけない3つの勉強法を避けることで、無駄な遠回りをしないで済むことになり、よりいいスタートが切れるようになります。

 

今回説明する初心者がしてはいけない勉強法は、僕が学生時代、本格的に英語学習を始めた時に気づいたことで、これらの無駄を省くことによって成績がようやく上がり始め、遂にはTOEIC980、TOEFL650まで到達することができたからです。

 

この記事はあくまでも英語学習の初心者に向けて書かれているもので、中上級者の方であればむしろ取り入れた方がいいことだったりもしますので、これから説明する3つの勉強法が全ての英語学習者にとって良くないと言っているわけではありませんので誤解のないようにお願いします。

 

記事を読み終えると、初心者がフォーカスするべき英語学習法の選択肢が絞られるので、より自分にあった無駄のない取り組みができるようになります。英語の勉強をしようとスタート地点に立ったはいいけど、間違ったことをしていても仕方ありません。今から説明することをしている方はすぐに見直してみて下さいね。

 

英文を日本語に訳そうとしてしまう

 

小さい頃に英語圏で生活をした経験がある帰国子女などが英語を身につける場合と違って、ある程度成熟した(中高生くらい以降)後に第二言語である英語のスキルを身につける場合には、生まれてから勉強をせずに自然と日本語ができたような感覚で英語のスキルを身につけることはできません。

 

我々日本人は母国語である日本語を先にマスターしているので、英語を読んで理解する時に意味を訳そうとしてしまいます。ある意味、英語で情報を得ようとしている瞬間に日本語の知識が邪魔をしているような状態になっているのです。

 

英語を読んだ時に自然と日本語で意味を訳そうとすることは意味がないばかりかとても非効率です。

 

日本語と英語では文の構造が全く違います。単語の配列が逆になることが多いのは中学、高校で英語を習ったことがある方であれば誰もが知っていることでしょう。

 

このように全く文の構造が違う言語間でいちいち訳していたら、いつまでたっても英語でスムーズにコミュニケーションをとることは不可能です。

 

特に人の話を聞いたり、しゃべったりする時に訳そうとしていたら会話に全くついていけませんよね。

 

また、英語を訳そうとすると、英語の語順のまま内容を理解することができない状態のまま上達が止まってしまうので、英語の読解力もなかなか身につきません。

 

このように英語を訳そうとする癖みたいなものは学生時代に英語の試験や受験英語のための勉強をする過程で多くの日本人に身についてしまっているようなところがあります。でも「使える英語」を身につけるために学習を始めたばかりの初心者は英語を日本語に訳そうとすることは直ぐにやめるべきです。

 

複数の本や参考書に手を出してどれも中途半端になってしまう

 

これは多くの人が経験があると思います。自分も昔はそうでした。途中で投げ出すことも多かったのですが、問題集を1回終わらせるとその本は終了だと思っていました。1回終わると次の問題集に手をつけて、終わらせた問題集の冊数の多さで達成感を味わうようなところがありました。

 

複数の本を全て中途半端にするよりかはマシだったのかも知れませんが、やはり1冊の問題集を最低でも3回とか5回くらいは繰り返し解いて、間違えたところを何度も復習して、全て答えられるようになるまでやり尽くすべきだと思います。

 

複数の本や参考書に手を出すことは一見勉強をしている感覚になるのですが、実はとても非効率です。勉強で一番大切は復習をおろそかにしているからです。特に英語学習で一番大事なのは反復の継続です。

 

手当たり次第に違う問題を解いたり、違う解説を読むことは反復をしていないばかりか、まだ十分な英語の知識がしっかりと定着していない初心者の方にとっては混乱して挫折してしまう可能性すらあります。

 

多くの英語に触れたり、色々な説明を読んで理解を深めることはとても大切なことです。でもそれは基礎をしっかり築いた後に中級者や上級者になってからの方がより効果的です。

 

まずは学習内容の質を上げるためにも、じっくりと1冊の参考書や問題集を丁寧に何度も繰り返し反復して、復習を徹底的にすることによって可能な限りそこからエッセンスを吸収するようにすることをオススメします。

 

文法や単語など英語の基礎的な知識が十分でない状態で英語を聞き流す

 

英語は単語・文法・音声から構成されています。それらの知識が十分でなかったり、あやふやな状態の初心者が英語を聞き流すことは非効率なので今すぐ見直しましょう。

 

まず体系的に学ぶべきです。ある程度基礎的な知識がないまま音声を聞き流していても時々いくつか知っている単語や聞いたことある音が耳に入ってくるだけです。

 

何度も聞いていればそれらの数は多少増えるのでなんとなく聞き取れるようになって上達した気になるのですが、きちんと理解できる状態にはなりません。

 

知っている単語や聞いたことある単語が多少聞き取れるようになって、全く分からないい状態から何となく分かる気がしてきたというのと、きちんと理解できるというレベルは全く違うものです。

 

何度も聞いていれば耳は慣れます。聞き取れる単語やフレーズが増えたということだけです。残念ながらある程度の語彙力、文法の知識や文の構造など基礎的な知識がないと、それ以上いくら聞き流していてもそのレベルからはリスニングは上達しません。

 

聞き流しが悪いわけではありません。聞き流しが有効なのは、英語の基礎をある程度抑えて、意味を理解しながら音声を聞くことができるようになってからです。

 

理解できない内容の英語や初心者が聞いても理解できないようなレベルの合っていない音声を聞き流していても意味がないので、そのようなことをしているのであれば直ぐに見直しましょう。

 

まとめ:英語学習の初心者はまず復習を重視し基礎を固めをする

 

限られた時間で効率よく英語を習得するには英語学習のポイントをよく理解することが大切です。そして正しい順序で正しい勉強方法を反復、継続することが大切です。

 

また本や参考書といった教材も自分のレベルや目的に合っているかを常にチェックするようにしましょう。

 

英語学習の初心者が何から始めるべきかはこのブログでも色々紹介していますので、いくつか参考記事のリンクを下に貼っておきますので、是非参考にしてみて下さい。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【全ての英語学習者に告ぐ!】英語は「勉強」ではなく「トレーニング」をするもの

 皆さんこんにちは、英学です。

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皆さんは英語のスキルを身につけることを勉強だと思っていませんか?

 

確かに「英語学習」という言葉を使うと「勉強だ!」というイメージは強くなると思います。一生懸命勉強してTOEICで高得点取っても実際に使える英語が身についていないと感じている方も少なくないと思います。自分もその一人でしたし、今もそう思っています。

 

この記事では「英語学習=トレーニング」だということを分かりやすく解説しています。このことを意識して英語学習に取り組むことができれば誰でも必ず「使える英語」や「通じる英語」を身につけることができるようになります。

 

なぜなら僕が実際、学生時代に英語のトレーニングを実践してTOEIC980、TOEFL 650まで到達することができたからです。そして昨年2019年1月、47歳の僕がもう一度英語を磨き直そうと学生時代と同じトレーニングをしたら、たった4ヶ月で英検1級に一発で合格しました。

 

このように約30年後に試しても再現性のあるトレーニング方法だということを確信しています。そして年齢も関係ないということをある程度証明したのではないかと思っています。

 

この記事では、日本生まれ日本育ちの僕が英語塾や英会話教室に通うことなく独学で英語のスキルを身につける過程で英語のトレーニングの大切さをスポーツや楽器の演奏を身につけることに例えて解説します。

 

記事を読み終えると、今後英語学習のやり方で悩むことはなくなります。トレーニング中心の英語学習をすることで、皆さんの英語力の上達スピードが一気に上がるのを実感することができます。

 

「使える英語」のスキルを身につけるために必要なのは「勉強2割、トレーニング8割」

 

英語は日本語と同じように言語です。言語は言葉を扱います。「読む」「書く」という2つのスキルは音が発生しないものですが、「聞く」「話す」に関しては口や耳を使うことになり音声が発生します。

 

英語は単語・文法・音声で構成されています。それなのに日本の学校では音声面にあまり重きを置かず、単語や文法の暗記や読解や和文英訳などを中心に教える傾向があります。

 

ほとんどの日本人は「2割の勉強」の部分に関しては中高6年間の授業で学習済みです。「使える英語」の基礎となる英単語と英文法の知識はこの6年間に英語の授業で習ったことで十分です。

 

でも残念ながら「使える英語」を身につけるためにはこれだけでは全然ダメです。

 

例えどんなに大学入試センター試験で高得点が取れても、難関大学の過去問が解けても、TOEICが満点でもそれだけでは「使える英語」ができるという証明にはなりません。

 

そこで必要なのがトレーニングです。これをやることによって試験で満点取る以上の英語力が身につきます。

 

英語学習のトレーニングはアスリートや音楽家のトレーニングに似ている

 

【アスリート】

 

・「ルール」→「トレーニング」→「試合」

 

【音楽家(ピアニストなど)】

 

・「楽譜、楽器の知識」→「練習」→「演奏会」

 

【英語学習】

 

・「単語・文法」→「トレーニング」→「英会話」

 

アスリート、音楽家、英語学習者に共通しているのは、

 

「知識を身につける」→「トレーニング」→「本番」

 

というプロセスです。

 

一流のアスリートや音楽家ほど多くの時間やエネルギーをトレーニングに割いています。何度も繰り返し基礎的な動きなどをトレーニングをすることによって確認します。全ては本番のために毎日トレーニングを繰り返しています。

 

英語学習も全く同じです。繰り返し同じ内容のものを反復練習することが最も効果的なトレーニング方法で、効率よく「使える英語」を身につけることができます。

 

動画でも説明していますので是非ご覧下さい。↓


【英会話・英語学習】英語はトレーニング

 

音読トレーニングを効果的に取り入れることで4技能全てが向上する(経験談

 

学生時代、単語や文法の知識を身につけるために英語の授業や英語塾で英語を勉強します。社会人になって英語が必要になると多くの人は英会話学校に通ったり、オンライン英会話のレッスンを受けます。

 

学生時代に「ルール」を学んで、社会人になっていきなり「試合」をしても英語ができるようにならないことはもう理解できますよね。

 

学生時代に学んだルールでさえだいぶ忘れている状態で週に1回試合に出ていたらどういうことになるか?

 

だいぶ昔に楽譜が読めたとしても、いきなり毎週のように演奏会や発表会に出続けていたらどんな状況になるか?

 

そもそもアスリートや音楽家がそのようなことをするわけがありません。

 

ルールを教えてくれる場所である学校や学習塾は沢山あります。試合の対戦相手をしてくれる英会話学校やオンライン英会話も沢山あります。

 

でもトレーニングの大切さやトレーニングを教えてくれる人やスクールはまだまだとても少ないと思うので、僕はその部分で自分の経験を基に英語学習者の役に立ちたいと思っています。

 

英語学習者が必要なトレーニングは意味を理解した文章の音読を毎日継続すること

 

アスリートに必要なトレーニングはサッカー選手であれば、リフティングやドリブル、パスなどでしょうか?野球選手であれば、素振りやキャッチボールなどでしょう。音楽家もおそらく手や指の動きなどを確認するために練習曲などを何度も練習することでしょう。

 

彼らは本番の試合や演奏会の舞台でいいパフォーマンスができるように日々トレーニングに真剣に取り組んでいます。

 

英語学習者もこれを見習ってトレーニングを強化することで本番である会話などで高いパフォーマンスを得ることができ、上達を実感することができます。

 

英語学習者にとってのトレーニングはとにかく音読です。自分が簡単に理解できる程度の音声付きの教材を使って毎日同じ文章を反復練習します。

 

僕の音読の仕方はまず音読をする文章を決めたら、その文章を精読します。単語や文法で分からない要素をなくします。読んで完璧に意味を把握できる状態にした上で音声を聞きます。

 

そしてそれをマネして音読します。

 

音読にもシャドーイングやオーバーラッピングなどいくつかの方法がありますが、まずは文字を目で追いながら音読します。この時音声は流しません。何度か音声を聞いて正しい発音で音読をします。

 

そして、ある程度スラスラと音読ができるようになってからオーバーラッピングをします。オーバーラッピングは文字通り、音声を聞きながら、それと同じスピードで音読します。

 

このトレーニングをすることで、スピードが強化され、強弱のイントネーションやアクセントが矯正されます。単語と単語の繋がりによる音の変化などを意識して発音しながら音読をします。

 

そして最後はシャドーイングです。音声を聞いてからすぐに聞こえた音を声に出します。これが音読で最も難しいトレーニングです。なぜなら音がきちんと聞けてないと発音できないからです。

 

このトレーニングで聞く力が強化されるのでリスニング力はかなり伸びます。

 

手順としては、

 

「音声を流さず文章を見て音読」50回

 

「音声を流して文章を見て音読(オーバーラッピング)」50回

 

「音声を流して文章を見ないで音読(シャドーイング)」50回

 

くらいが目安となります。

 

1日2回朝晩音読するのが効果的です。1日2回ならこのメニューでも2ヶ月半くらいで1クール終了することが出来ます。

 

僕は毎日15分間くらいで音読できる文章を音読することからスタートしました。そして徐々に1度に読む量を増やしていって、毎日2時間(朝晩1時間ずつ)音読する期間を3年続けました。

 

その結果TOEICTOEFLはほぼ満点を取ることが出来ました。その間は音読以外特別に英語の勉強をしていませんでした。

 

まとめ:「使える英語」を身につけるサイクルを意識してトレーニングを毎日継続する

 

英語学習はアスリートや音楽家がスキルや技術を身につける過程とよく似ているということが理解できたでしょうか?

 

もう一度おさらいです。↓

 

1. 単語・文法の知識を身につける(ルール)

   ↓

2. 音読を毎日継続する(トレーニング)

   ↓

3. 外国人と話す(本番)

   ↓

4. 単語・文法の知識の強化(ルール)

   ↓  

5. 2〜4を繰り返す

 

皆さんが英語を本気で身につけたいと思っているのなら、是非この考え方を毎日の学習に取り入れてみて下さい。そして1〜5のサイクルを繰り返すことをオススメします。

 

人生100年時代といわれている中でたった1年英語のトレーニングを継続するだけで人生は変わります。安定志向が叫ばれている世の中ですが、「使える英語」を身につけることこそが最も人生を豊かにし、自由度を上げ、安定させてくれますよ。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【英語で会話をリードする方法】アイスブレイクのフレーズを知るだけで英会話は上達する ※例文あり

皆さんこんにちは、英学です。

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英会話のスキルを磨いている人の中で実際に英語を話す時に躊躇したり、会話が途切れてしまったりして気まずい沈黙を経験したことはないですか?

 

僕も英単語や英文のフレーズのインプットがまだあまりない時はよくこのような状態に陥りました。せっかく英語を勉強しているのにいざ外国人と会話をしてこのような経験をすると結構落ち込むんですよね。

 

練習している時はある程度いい感じで英語を話せるようになっているのに、いざ会話となるとなかなか続かない経験ってありますよね?

 

英会話学校やオンライン英会話などの先生だと、相手が色々自分のことを聞いてくれたりしますよね。だから、こちらからそれに返答するケースが多いのでそこまで困らないのですが、相手が普通の人だと会話を始めることがまずハードルになる場合があります。

 

なので、

 

この記事では、英語を話す時にきっかけとなる「アイスブレイク」が欲しい方や、身についた英会話のスキルを実際の場で試してみたいけどなかなかそのような機会がないという方向けに最適な内容となっています。

 

これを読めば、実際に英語で会話をするきっかけがつかめるようになり、会話の途中で沈黙することも減るのでよりスムーズな英会話を楽しむことができるようになります。

 

この記事の内容の信頼性:

 

最近では、インターネットやSNSなどの情報発信のハードルが下がったため、誰でも情報発信できるようになりました。英語学習に関してもネット上で個人的な意見や主観的な考え、誤った情報が数多く見受けられます。

 

僕は学生時代に海外経験なしで英語を独学で身につけました。そして大学卒業後に新卒で米系の金融機関に就職し、その後も米・英・仏の外銀でビジネスマンとして約20年、英語で仕事をした経験があります。

 

日本人が国内にいながら「使える英語」を身につける過程で得た知識やノウハウの量は問題ないと思っています。これまでの経験に基づいた内容を記事に凝縮しているので、是非ご覧下さい\(^o^)/

 

 

まず会話をする上で重要なアイスブレイクについて簡単に触れておきます。

 

英会話におけるアイスブレイクとは?

 

アイスブレイク(ice braker)は面識がない人やまだあまり親しくない人と話をする時に緊張を和ませるためにする簡単なフレーズです。アイスブレイクの使い方を知ると、年齢や性別、職業や社会的立場などに関係なく会話がしやすくなります。またビジネスのシーンでも会議や研修、営業や接客など様々な時に役に立ちます。

 

アイスブレイクを積極的に取り入れることによって場の緊張を解きほぐすだけでなく、相手との理解がより深まり、話しやすい雰囲気を作ることができるので複数のポジティブな効果が得られます。

 

英会話でアイスブレイクを取り入れる方法とポイント

 

英会話でアイスブレイクを取り入れる最も簡単な方法は自己紹介の時に自分に関する情報やエピソードを入れることです。住んでいる場所や家族の情報などを付け加えると、相手からもコメントが得られやすいので会話が進みやすくなります。

 

そして今いる場所についての情報やコメントもありです。例えば暑い寒いといった気温や天候、季節の話や、目の前にある景色など、探せば色々出てきます。相手に会うまでに見た景色でもいいと思います。

 

また食事の席であれば一緒に食べているものに関するコメントをすれば相手と共感することも出来ます。共感を得られれば会話はさらに弾み雰囲気も和みます。

 

外国人は人を褒めることが上手です。相手が身につけている持ち物やスキルなど気づいたことを褒めると会話が弾むきっかけになります。誰でも褒められるのが嫌いな人はいないので積極的に褒めることに慣れましょう。

 

ただ、容姿に関してはやめておきましょう。セクハラだと受け取られてしまうことあるので避ける方が無難です。

 

ポイントは「質問形式にする」「避けるべき話題を意識する」「共通点や共感を意識する」といった感じです。

 

質問形式だと相手も話すことになるので会話は進みます。避けるべき話題というのはプライベートに踏み込みすぎるような内容のものです。親しみが湧いて、雰囲気が和らぐのは共通の体験や共感を共にするような会話ですね。

 

このようなことを心がけてうまくアイスブレイクを取り入れて自分から英会話をリードしてみるとより楽しみながら英会話のスキルを上達させることが出来ます。

 

すぐにでも使えるアイスブレイクのフレーズ集(シーン別)

 

自己紹介で

 

「I was born and raised in Tokyo but I live in Chiba now.」

(生まれも育ちも東京ですが、今は千葉に住んでいます。)

 

「I'm 40 years old.」

(40歳です。)

 

「I always enjoy spending time with my kids over the weekends.」

(週末はいつも子供と楽しく過ごしています。)

 

場所について

 

「It's a beautiful day out there today.」

(今日はとてもいい天気です。)

 

「It's scorching hot today.」

(今日はものすごく暑いです。)

 

「It's freezing out there today.」

(今日は凍えるほど寒いです。)

 

「The train was jam packed on my way here.」

(ここへ来る途中の電車はものすごく混んでいました。)

 

質問する

 

「Where do you live in Tokyo?」

(東京のどこにお住まいですか?)

 

「What brings you here?」

(ここにいる目的は何ですか?)

 

「How did you get here?」

(どうやってここに来たのですか?)

 

褒める

 

「I like your watch.」

(ステキな時計ですね。)

 

「It's a nice necklace.」

(ステキなネックレスですね。)

 

「It's a nice tie. Where did you get it?」

(ステキなネクタイですね。どこで買ったのですか?)

 

「I was so impressed with your work.」

(あなたの仕事に感銘を受けました。)

 

「I really like your idea.」

(あなたのアイデアとてもいいですね。)

 

余暇の過ごし方を尋ねる

 

「How was your weekend?」

(週末はいかがでしたか?)

 

「What do you usually do on holidays?」

(休みはいつも何をしているんですか?)

 

ビジネスに関して質問する

 

「How's  your business there days?」

(最近、仕事の調子はどうですか?)

 

「What kind of business do you do?」

(どのようなお仕事をされているのですか?)

 

「Is he your bisuness associate?」

(彼はあなたの仕事のお仲間ですか?)

 

「How did you get to know him?」

(どのように彼と知り合ったのですか?)

 

カフェやレストランで

 

「That looks good.」

(おいしそうですね。)

 

「How are the desserts here?」

(ここのデザートはいかかですか?)

 

まとめ:英会話にアイスブレイクを活用すれば上達のスピードがアップする

 

今回ご紹介したアイスブレイクはあまり親しくない人、または初対面の人と話す時に場を和ませたり、親密度を高めたりするのに役立ちます。

 

自分のことを話して共通点を共有したり、相手の興味を引き出したり、共感を得ることができれば会話は弾みます。

 

今回紹介した基本的なフレーズをどんどん活用して積極的に英会話の機会を増やし、英会話を楽しむ場面を増やして下さい。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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